「自分らしい弓道ができますように」
試合や審査前に、必ず思うこと。
今の自分のベストパフォーマンスができるかどうか。普段の稽古通りの弓が引けるかどうか。
勝敗や合否なんかより、後悔しない弓が引けるかどうかのほうが大切だと思う。
緊張や大舞台のプレッシャー、気負い、対戦相手への対抗心、自分を良く見せたい顕示欲…そんな余計な気持ちに囚われたまま本番に臨んではならない。
では、今の自分が未熟で、試合 . . . 本文を読む
全日本遠的選手権決勝。
5中/10射で12位タイ。
優勝者は8中/10射…あと3本。
1手が5回のペースにやられ、緊張感で気力体力が続かなかった。
悪いときは、大三から射が小さくなるため、離れが真っ直ぐでない。
大きく引ければ、左右共矢筋に押し切れる。
良くも悪くも自分らしさが出た。
自分のよいところも悪いところも目の当たりにして、課題がはっきりしたと言える。
ただ、無駄な緊張(上がってしまって . . . 本文を読む
全日本遠的選手権予選。
4中/6射で、同中競射の遠近…的中して予選11位通過。
大三の肘の張りと手の内をしっかり整えて、会を深く、真っ直ぐ左右に押し切る離れを心掛けた。
会が浅く、息がつまると、手の内も負ける。
とにかく的の中心に向かって。
残心(身)伸びやかに。 . . . 本文を読む
「どうしたら中たるようになりますか?」
「弓道が好きで、弓道のことをいくらでも考えていられて、いくらでも稽古していられて、
そして、自分勝手ではない努力が出来ること。」
良くされる質問だが、もっと中たる人に聞いて欲しいなあ。
僭越ながら私が大切にしていることは、「具体的である」ということ。
自分はどのような射をしているか。
どのように引きたいか。
身体のどの部分を、どのように、どのくらいの力 . . . 本文を読む
(遠的)
○大三の張りを大きく。
○狙いと右肘の張りを見極めて、しっかり決めて会で伸びる。手の内も確実に決まるまで粘る。
○離れの方向を決める。特に妻手は弛むことなくしっかり下に切る。
(近的)
○大三の肘の張りと左右のバランス。
○引き分けは後背筋僧帽筋などで大きく、しかし突っ張らないこと。
会で手の内が硬くなるから弓を真っ直ぐ押せなくなる、そうならないよう注意。
○会から離れは、深く真っ直 . . . 本文を読む