FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

ロ卒啄同時(そったくどうじ)

2015年07月27日 | トレーニング2
夏祭り 牛串焼き鳥 ビール持参 (ナンシー心の俳句)



さて、富士登山競走が終わった瞬間に、1年後の目標が決まりました。
来年の富士登山競走山頂コースへの挑戦。
今回、レース後に山頂まで登山しておいて、本当に良かった…厳しい現実を目の当たりにして、いろいろ感じました。

まず、去年の結果との比較から、
ロード(11km)1時間20分→1時間15分で、5分短縮。

山道(4km)1時間13分→1時間03分で、10分短縮。

この結果から言えるのは、3つ。
①ワラーチ効果…脹ら脛の使い方や体重移動が良くなった。
スピード練習は嫌いだが、その代わりに走る筋力をつける狙いがハマった。

②山行の成果は顕著。4kmの行程で10分もタイムが縮まったのは、自分でも好感触。

③スピード練習の必要性…ロード部分は最低でも1時間くらいで走る必要がある。
目安としては、フラットな10kmを45分で、ハーフなら1時間30分で走ることが出来れば、このレースで完走することができると言われています。

1年かけて、冬場のトレーニングや春先のレース、夏のトレイルなど組み立てていこう~♪
などと考えながら、仕事のあと、運動公園をワラーチで走る。
そこにウルフ登場|電柱|・ω・`)ノ

彼は先週、おんたけトレイル100kmを11時間台で完走する快挙を成し遂げました。
おめでとうございます!凄過ぎます!ドMでドヘム…です!Σ(゜口゜;)

まずはお互いの健闘を讃え合い、結果が出たのは何が良かったのか?来年に向けて、これからどうするのが良いか?など反省会が始まる(笑)(*´・д・)(・д・`*)ネー

そこでキッパリ言われました。
「必要なことって、ハッキリしてるでしょ。ビルドアップとかの、スピード練習すれば?(笑)」

はい、やっぱそうですよねー(*ノ∀`*)タハッ

「山とか行って成果が出たんだし、次はロード。
確かにスピード練習は辛いけど、成果が出てきたらもっと楽しくなってくるよ。次のステージが見えたら、もっと面白いのに。」

今ままで、マラソンで同じようなことをいろんな人に言われてきましたが、「マラソンは息抜きだから~♪」と聞く耳を持ちませんでした。
しかし、目標が出来たことで、ウルフの言葉がストンと胸に落ちました。
これが、「ロ卒啄同時(そったくどうじ)」なんだなあ。

ロ卒啄同時とは「禅」の言葉です。
「そつ」は鳥の雛が孵る時、卵の内側から殻をつつくこと。
「たく」は親鳥が外側から殻をつつくことを言います。

雛がまだ生まれる準備が出来ていないのに、親鳥が先につついて殻を破ってしまっては、雛は死んでしまいます。
つまり、親鳥と雛のタイミングが合って初めて、雛が無事孵るという意味です。

そこから、次の2つの意味が生まれました。
1 導く師と弟子との呼吸がぴたりと合うこと。
2 またとない好機。

以前も書きましたが、私は、教えたがりは苦手です。
聞いてもいないのに、あれこれ先に答えを言いたがる人も苦手です。
自分で調べて、苦労して、そうやって成果を出したい。
でも、一人でなんでもできるとは思わないから、解らないことが出てきたらその時はこちらから教えを乞う。
そうでなければ、本当の成長はないと思っています。

今回はまさに、ロ卒啄同時。
ウルフ師匠、ありがとう\(^o^)/

 
帰宅して飲みながら、そんなことを考えてたらワインが1本空きました(笑)

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