型から学ぶ

「型を知りつくして型を破ることは型破り、型も知らずに勝手に思うままにすると型なし」
ある歌舞伎役者の言葉である。
　
これって歌舞伎などの芸事だけでなく、武道や作法、芸術やスポーツにも通じると思う。
何か学ぶときに、たいてい基本の型から入っていくことが多いしね。
　
中学生のころ柔道を授業で習った、最初は、受身の練習ばかり。
畳にバッタンバッタン倒れて受身の型を徹底的に身体で覚えさせられたものである。
　
技も同じように、何度も同じ基本動作を繰り替えす。
でも実戦では相手がいるのでうまい具合に技はかからない。
だから、技をかけられるよう自分なりに工夫していった。
　
そういう経験を重ねていくと、いつのまにか基本の型を応用できるようになるものだ。
それに良くも悪くもその人のクセのようなものが出て、オリジナリティが宿ってくるのだ。
習い事を経験したことがある方は分かると思う。
　
今年が現役最後の年とにおわせている欽ちゃん球団の
片岡安祐美 のバッティングフォームがたとえベイスターズ種田に似ていても
基本の形が出来ているからヒットが打てるのです。
ロッテ里崎にしたって、ズレータにしたって同じです。

最近は実戦から離れ、基本練習ばかりの都橋のマスターとボク。
今の練習、自主トレがあるから、
最近じゃ年に数回のシンネコでも、しっかり実が開くんだよね。

基本練習を欠かさずに！