僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

今月は色々真剣に考えてみよう。

2011-03-02 12:23:41 | ヒトの気持ち

しかし寒い。3月に入ったので暖かくなるかと思いきや
ひたすら冷たい雨が降っています。。。
仕事は終わらず、ひたすらこちらも振ってくるクズ仕事に追われている。

今月は色々考えなくてはいけない月だと自覚しているのだが、
考えるほどに、自分自身が何をしないといけないのか
よくわかって来る。

昔から、ひとつの成功事例は他にも通用すると思って生きてきた。
それが正しいのかどうか未だにわからない
でもそれで、ここまで飯を食って来ているのも事実だ。
あの頃の仲間で、今もっと厳しい状況の輩だっていると思うし、
好きでもない事続けている輩だっている。

そう考えれば、ボクは幸せなのかもしれない。

いい事だけ考えればイイという人もいるが、
そんなに甘くはない
そうもしてはいられない
頑張っているじゃんとか言われるのが、
精神的にイラッとする。
全く頑張れてなんかない。
ボクが一番がんばった時は今じゃない。
遠い昔の事だ。

ボクを新宿時代の代理店へ引っ張った方が
常々言っていた「広告屋なら『カンヌ』受賞することだけ考えて仕事をするんだ」
意外と感化されやすいボクは、そう思って仕事をしてきた
でも、評価されていくのは「セールスプロモーション」の領域ばかりだった。
いつかは絶対受賞したい。
そう思いながらあの頃は頑張った。
今まで受賞したのは日経トレンディの優秀プロモーション賞を3年で2回
東海経済新聞で最優秀スペースデザインと最優秀プロモーション賞を頂いた
こんなんじゃない。

自戒を込めて書いているのだが
SPのアイディアなんて、すらすら出る。
・対象の持つ、本質的なベネフィットを抽出する。
・対象の利用者のインサイトをこれ以上掘れないまで掘る。
・ベネフィットをわかりやすく誇張する。
これで、大衆が動くか、今ならいかにバイラルが起こるか、TwitterやFacebookで書かれるか
ここを掘って掘って行けばある程度いける。

毎日がつまらない。頑張ってなんかない。
かかりつけのメンタルクリニックの先生が言ってくれた
「あなたは頑張ってない。なんで頑張らなくなったか、そこまで戻ってみましょう」
さすが医者だ。わかっている。
ボクは頑張ってなんかない。

もっとやれるはず。

そう云う輩もいる。何がやれるんだ?
この業界で、沈もうとしているこの業界でかい?
ボクの何がわかるんだ?
イタリアンのコックを富士そばで働かせて
麺を茹でさせているみたいなものですよ。
似て否なり


違うんだよ。また人と話しをしたくなくなって来ている。
話すことは嫌ではないのだが、理解していない人とは話しをしたくない。

人生には「押すべきとき」と「引くべきとき」があると思う。
そしてもうひとつ、「これから進むべき道について明確な合図が発せられるまで待つべきとき」もある。
今はどの時期なのでしょう? 
ボクは今は3番目のときにあたると思う。
仕事や人生に疑念や不確実な気持ちを抱いている。
多くの遅延や障害にも感謝している。
何故だか時間を稼がせてくれているのだと
チャンスがあれば「断固とした行動を起こさなければならない」と思っている。

いまここで、諦めて、この業界に無駄にしがみ付き
あと15年やって行くのか。
それとも、自分が考えている業界に飛び込むのか
仕方が無いと思うのは今でなくてもいい
諦めなんてずっと先でいい

やってみてそれが失敗でも
乙武洋匡さんは『失敗』と書いて『経験』と読むと言っている。

ボクはまだまだ失敗できるんじゃないかな。

甘いかな。いい決断かな。

自分がどのくらい恵まれた立場にあるのか、
あるいは悪い立場にあるのかを知りたいのだったら、
他者に評価してもらうほうが望ましい。
自分では自分の状況を客観的に見ることができない
失望は感情的に受け止めてしまうし、成功は過度に喜んでしまう。

その評価が今の自分のポジションであるし
業界の時流なのだと思う。

昔は良かった・・・そう思いたくないし
老いを認めたくない。
そう、老いたんだ。
若ければもっと良い企画が書けた。
若ければもっとムリして業務遂行できた。
そう思うと老いたんだよ。

俺たちの旅で
明日のために今日を生きるのではない
今日を生きてこそ明日が来るのだ」と言っていた。
今日を生きているのだろうか?

今日を生きたい。今生きたい。

その為に何をしないといけないのか。
その為にボクは何が出来るのか。
今日からの日々で考えてみる。

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