僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

最近わからなくなることがある

2011-12-16 15:32:14 | ヒトの気持ち
何がわからないかというと
「BARの楽しみ方」です。
ボク自身偉そうなこと書けないのですが
ある月刊ファッション誌でBARの特集となれば
コーディネートのお仕事させていただいてるので
それなりに、BARの楽しみかたって知っているつもりです。

取材ノートを読み直しました。
そこに書いてあった、銀座のバーテンダーさんに聞いた話を書きます。
「BARってもんは、大人がゆっくり静かに楽しくお酒を飲むところ。
 話していけない訳でもないし、笑うと叱られるという訳でもない。
 一人でもカッコ良くお酒を飲める男女がたまたま集まる処」

山下公園の老舗ホテルのバーテンダーさんは
「ご自分のプライベートの時間を酒と共に楽しむ空間」と
言ってました。

胸に手をあてて思い出してください。

店側から見て困った客とはと聞いたところ
新宿のバーテンダーさんが
「自分の世界を他人に誇示しようとする人。やたらと第三者に話しかける人。
 酔っ払う人。大声で話すことなどは論外。携帯電話の音も迷惑です。」

中華街のバーテンダーさんは
「一番困るのが同じ空間で召し上がっておられる方に迷惑をかける事。
みだりに他の方に話し掛け臨席の人に不快感を与える行為。
次回その店に行きにくくなる行為が一番困る」
と言っていました。

やっぱり胸に手をあてて考えてしまいます。

お酒(この時はウイスキー、バーボン、スコッチだったけな)の愉しみ方はと聞いたら

銀座のバーテンダーさんは
その店は、薄いロックグラスに締めた丸氷で出すのですが
「1つ氷で3杯愉しんでもらいたい、1杯目は舌で味わえ。2杯目は鼻で味わえ。そして3杯目、これはハートで味わう。
BARなんてもんは、そうやって独りで静かに3杯を愉しんで帰るもんだよ」

新宿のバーテンダーさんは
「キラキラとした琥珀色の色彩、そして香り、スモーキーだったりエステリーだったり。
それから味わい、口で広がる旨みを味わって下さい。後口の余韻も心地良い。一杯でいろいろ楽しめるし、
1つの氷で3杯そうやって愉しむ。」

そうなんだ、酔いたきゃ居酒屋で中ハイ飲めやいいんだよ。
ロックグラスに氷(製氷機じゃない)で3杯愉しむ。

それがBARの楽しみかたなんですよ。

ボクに言わせりゃウイスキーやバーボンに合う料理なんて無い。
お腹がすいてるなら、それこそチェーン店の居酒屋に行けばいい。
BARのメニューなんてナッツやチョコが二つ三つあればいい。

静かに、カッコつけて、三杯飲んで帰る。
それがBARの愉しみ方なんだよね。

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