ウルトラマンエースの最終回

あの最終回で脚本家市川森一さんが言いたかったことはなんでしょうか？

『やさしさを失わないでくれ。弱い者をいたわり互いに助け合い、
どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。
たとえその気持ちが何百回裏切られようと、それが私の最後の願いだ』

この言葉の意味を考えてみると、
やさしさとは必ず裏切られるものであり、
正義をなすことがいかに難しいかということであり、
もし自分が人生のなかで何回つらい目にあっても、決してくじけることなく
前を向いて生きていってほしいということなのでしょうか？

そして、負けるもんかという強い気持ちを持った時
人間はウルトラマンになることができる。
最終回のタイトル「明日のエースは君だ」はそういう意味を持っているんだと思います。

市川森一さんはクリスチャンであり、ウルトラマンエースは、
キリスト教、神と悪魔の話です。

「人間をほろぼすのは人間だ」
「お前の敵はお前の家族だ」というキリストの言葉に代表されるように
聖書の中にも家族に始まる血縁共同体に対する憎悪の感情が頻繁に見られます。

市川森一さんにしてみれば「家族」「民族」を含めたあらゆる共同体はみんな「血」に目指すものであり、
憎しみの対象になるのです。
キリスト教自体差別・排除に対し強い自我を創っていくものなのです。


でも・・・韓国も中国も8/15に向けて酷いなぁ