昔の友人が僕にこう言っていた。
写真を撮るのは好きだけど撮られるのは苦手である。
ブザイクであるだけでなく、それがずっと後になって自分の首を絞めるのではないかという不安がつきまとう。
ユーミンの『卒業写真』には、「あの頃の生き方をあなたは忘れないで ♪」と自分は変わるけれどもあなたはそのままでいてという内容のフレーズがある。
自分が変われば相手も変わって当然だが、青春を美化するにはどちらかを固定するしかないが、ユーミンは相手である「あなた」にその役割を強いている。
ユーミンだけでなく僕自身もズルイことに変わりはない。
変わることが当たり前なのにそれを回避するのは卑怯である。
また、変わるまいとあがいても変わらざるを得ないことは何度もあった。
しかし、避けようとしていた事も事実だった。
他人の変わり身の早さを非難しても、自分だって情況に応じて変わっている。
それでも、変わってほしくないとか変わるまいとするのも無駄なあがきだ。
また、対立する二つの側面を情況で都合よく解釈する我が身の
抜目なさに気づかされる。まったく困った。
今年は「変わらねば」と思わされた。
もう、僕に故郷はない。
僕が子供に故郷を創ってあげなくてはいけない。
変わろう。時間をかけて。
写真を撮るのは好きだけど撮られるのは苦手である。
ブザイクであるだけでなく、それがずっと後になって自分の首を絞めるのではないかという不安がつきまとう。
ユーミンの『卒業写真』には、「あの頃の生き方をあなたは忘れないで ♪」と自分は変わるけれどもあなたはそのままでいてという内容のフレーズがある。
自分が変われば相手も変わって当然だが、青春を美化するにはどちらかを固定するしかないが、ユーミンは相手である「あなた」にその役割を強いている。
ユーミンだけでなく僕自身もズルイことに変わりはない。
変わることが当たり前なのにそれを回避するのは卑怯である。
また、変わるまいとあがいても変わらざるを得ないことは何度もあった。
しかし、避けようとしていた事も事実だった。
他人の変わり身の早さを非難しても、自分だって情況に応じて変わっている。
それでも、変わってほしくないとか変わるまいとするのも無駄なあがきだ。
また、対立する二つの側面を情況で都合よく解釈する我が身の
抜目なさに気づかされる。まったく困った。
今年は「変わらねば」と思わされた。
もう、僕に故郷はない。
僕が子供に故郷を創ってあげなくてはいけない。
変わろう。時間をかけて。