案ずるより…

今日は午後、こちら側は私と例の人の２人だった。

定時２０分前頃、たくさんの書類を書かないといけないお客様がみえた。

その方を私が担当していた。

そのうちに定時になってしまい、例の人が「引き継ぎましょうか？」

と今日２回目の声をかけてきた。

この人にお願いして帰りたくないなあと思い、私も頑固なので

「大丈夫です」

と答えた。

例の人は心なしか不服そうな足音を立てて自分の席へ戻った。

そのお客様が終わり、さあ、帰ろうと思ったら

お客様が次から次へと現れた。

例の人がさばききれないので

私が用件を聞こうとすると

「自分がやるからいい」

というようなことを言われ、

私は帰ろうとした。

ところが、さらにまたお客様が増えたので

さすがに、いるのに帰るわけにはいかないし

自分が用件を聞いたお客様の分はさすがに

手続きをしないとと思っていた。

途中、例の人がを操作しつつ「はあっ」と言ったのが聞こえた。

何が、はあだお客様がいるじゃないか

いい加減にしろって思いながら私も操作。

今日なんて昨日の比じゃない忙しさだよ、今日が仕事始めの例の人。

ラスト１人になったところで、もう全体の職場としての定時の時間になった。

１つはＦＡＸを送っておおもとから出力してもらわないといけないので

余分なことはしないと決めていたのだけど

例の人はおおもとにＦＡＸする前に連絡するということがどうも頭にない様子。

お客様ファースト

連絡をして、後程ＦＡＸする旨を伝え

私は先に帰ることにした。

あの時、帰ったらおもしろいことになっていたかも

なんて、意地の悪い私はちょっと思ってしまった






最近考え事をしていて

これは体に悪いなあと思って

それを知り合いに伝えてみた。

もしかしたらもう会えないかもしれないと思いながら

伝えた言葉は、あっさりと受け取ってくれた。

本当にありがたかった。

私は助けられた。

先祖はいても神も仏もない、そう私は生きてきて思っていた。

人は言葉により、見る目が変わる。

今まであたたかかった人が、一気に冷たくなる。

よそよそしくなる。

そんなことがあって、私は人なんてどうせ裏切るものだなんて本気で思っている。

けれど、今回のことがあって、少しは考えを改めてもいいのかもしれない。

もちろん、悪い人には悪いようにこちらも対応（笑）

優しくしてくれた人、温かくしてくれた人には

それ相当、それ以上に自分をささげよう。

いや、ささげるなんてほどの人間でもないから

気持ちを尽くしたい。


今日はうれしいいちごの日だった。