昨年末から歯石による口内の潰瘍で痛く辛い思いをさせ
それも2月には回復してごはんもお水も普通に摂れるようになり
体重も徐々に増えていましたが
月1の検診は腎機能がだんだんと悪化していました。
サプリを処方されるも数値に目に見える改善がなく
2種類のサプリを食事に混ぜて与えていました。
ごはんもたくさん食べてサプリ入りのごはんも自分で食べてくれて
改善してくれたらいいなぁと様子を見ていました。
年末から今まで病院から近い実家にずっといて何かあればすぐに受診できる状態にしていました。
7月10日にふくが膀胱炎を発症。同じ時にまめもかなりひさしぶりに
同じく膀胱炎を発症して常備しているサプリを飲ませるも
ふくはすぐに落ち着きましたがまめはなかなか症状が治まらず
2度目のサプリでようやく落ち着きました。
その翌日から食欲がどんどんなくなり歩きづらそうな感じもあり
病院に連れて行きました。
膀胱に石や腫れもないので痛み止めのシロップだけを処方され帰宅。
点滴も50mlしはじめる。、
翌日からシロップを飲ませると口をくちゃくちゃする仕草。
歯石がとれていないのでまたひどくなってきているのかと翌日また病院に。
歯石はとっってもらいひと月効く抗生剤の注射、粉の痛み止め
点滴を100mlに増やして様子を見ることにする。
そこから食事を摂れるようになるけど口が痛いので躊躇して食べたいのに
食べられないような状態になる。
鳴いて起こされるのでごはんかとあげて食べず寝付けずうろうろしてる。
気温も上がり暑いのが苦手ななのでなるべく涼しい状態にしてあげるが
やはりなかなか寝付けない状態が続いた。
7月23日に病院で血液検査をしてもらうと腎臓の数値BUNが
振り切れるほどの数値に跳ね上がっていた。CREも上昇。
なぜ、最初の日に血液検査をしてやらなかったのか今も悔やまれて仕方ない。
この日から半日入院の点滴投薬治療が始まった。
おウチにいられない病院で半日はストレスになるのはわかっていても
家でワタシがしてあげられることは限られているから出来うる限りの
治療を先生にお願いして毎日夕方に迎えに行っていた。
食べられなくなっていたけど病院で食べさせてもらったエナジーちゅーるを
けっこうたべていたとのことでとりあえず2本買って帰り
家であげたらすごく食べるので2本じゃ足りなかったから他のペーストと混ぜて
あげたりしたけどやっぱりちゅーるだけ舐めて。
何度も『ちゅーる頂戴!』と鳴くまめに『そんなに鳴いてたら疲れちゃうよ!』と言ったら
しゅんとして仕方なく眠りだしました。
そんなに好きならもっと買ってきてあげれば良かったなぁと翌日も半日病院に預け
その間に腎臓用のもっとナトリウムやリンの低いモノを買って用意もしました。
腎数値は下がるどころかまた上がっていてちゅーるも欲しがらない状態になっていたので
体外にリンや毒素を排出するレンジアレンを朝・晩にしてシリンジで与えることと
家でのんびり過ごさせてあげる選択もありましたが、家でできる治療は限られているので
もう少しだけ病院で点滴投薬をお願いすることにしました。
口に潰瘍があるのがわかり痛いのでペーストの食事も辛そうですが食べないと体力がなくなるので
病院と家でシリンジでの強制給餌をしていました。
水も自分でたくさん飲める時もあれば口を気にして飲めないことも。
寝付けずうろつきはしなくても寝場所を変え続けたり、とても楽そうに眠れていたり
とても辛いのにがんばっているまめを見ていて
『ばばちゃがちゃんとわかってあげられていたらまめをこんなに苦しませなかったのに
ごめんね。かわってやりたくてもかわれないくせにだめなばばちゃでごめんね』
と謝るワタシに辛いだろうにまめはゴロゴロしてくれた。
やさしいまめはいつも『いいよん』ってしてくれたけど今回はいいよんで済むことじゃないんだよ。
そして30日、朝預けて帰ろうとしたらまめが『置いてかないで』と鳴いていた。
血液検査をした先生が『更に数値が上がっていて血液が黄色ががっていて肝臓も悪化しています。
このまま点滴中に・・・ということもありえます、どうしますか?』と言われすぐに迎えに行きました。
お気に入りの“隠れ家”で猫になっていたまめ(30日)
暑かったので涼しい廊下で伸びてるまめの横にワタシもご一緒(30日)
なつかしの廊下で寝転がったお話→うれしかったの
迎えに行くと処置室のケージの中にまめがいて、もう顔を上げる元気もなさそうですと言われていたのに
ワタシとおバカの気配に気づいたのか遠くなのに首をあげてきょろきょろして
ワタシの方を見ました。『迎えに来たよ帰ろうね』と実家に連れて帰りこの日も暑かったので
なるべく涼しく過ごせるようにひんやりシートや扇風機で調整してあげ、水分確保のため皮下点滴をしたら
すごく楽そうな顔になり夕方5時~8時くらいまで眠っていました。
夜中に看ているために8時から仮眠をとらせてもらい23時半におバカがまめを部屋に連れて来た時
寝ている場合ではなかったと思った。明らかに様子が変わっていた。
脱水が進み表情もうつろで身体に力が入らないような感じだった。
右の上唇が赤くなり染み出ている。そこからはふくとずっとふたりまめを看ていました。
清浄綿で顔や口をきれいにしてやり鼻も乾かないように水を含ませて濡らすなど。
落ち着いていた呼吸も早くなっていて3時くらいには舌をだして『かっ!』と吐き出すような
声を出すようになり、おバカを起こして一緒に傍で看ていた。
5時には更に苦しそうにし始め、父も呼びワタシとふくとおバカと父で
ずっとまめを見守り続けました。
『まめ、もう頑張らなくていいんだよ。苦しいね、ごめんね。
こんなんなってもがんばってくれてありがとね』
そう言ってもまめは『ここにいたいよん』『やだよん』『やだよん』と必死に抗っていました。
一度痙攣して脚が伸びましたが、まだ『やだよん』といってこらえた。
そして二度目に脚が伸びて・・・・
最期の最期まで闘って闘って闘い抜いてがんばりすぎるくらいがんばって
まめは虹の橋を渡りました。
臆病そうに見えて本当はふくよりずっと順応性もあり強かった。
強くてもそれを表に出さずいつも穏やかなやさしいコでした、
初七日をワタシ勘違いしててお花を買ってなかったので実家の庭のお花をお供え
早いもので今日で『初七日』です。
今、ガブの時のようにまめの形の容れ物を作っています。
きっと闘病中もガブがずっと傍にいてくれたと思うし、先に天国にいったおばあちゃんも
きっと迎えにきてくれていることでしょう。
四十九日までのんびりワタシやふくやたまに父のいる1階にもいっているんじゃないかと思います。
猫は痛みを我慢する生き物で症状が出た時には手遅れということもあると
わかっていたのに、腎臓の数値が上がっていたこともわかっていたのに
かわってやれないなら早め早めの検査が大切だとわかっていたのに
自分に腹が立ってまめに申し訳なくてふくをひとりにしてしまったことも申し訳なくて
ワタシは何度同じこと繰り返せば学習できるんだよと。
ふくは幸い今のところ腎臓の数値も上がることなくその他の数値はサプリを2倍にした効果がみられ
正常値にまで改善しています。ですが、18年一緒にいた娘がいななったことがなんでもないはずがないでしょう
ごはんも食べてくれているしお水もいっぱい飲んでくれいますが気を抜かず少しの変化にも対応できるよう
ケアを続けていきます。
長々となりましたが、まめがどれだけ頑張ったか残しておきたくて。
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