悪夢発生から・・・60日目。
福島は・・・どこえやら!! 喉元過ぎれば・・・熱さ忘れる。・・・ではないだろうが!!
中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止に備え、同社は代替電力源として休止中の火力発電所の再稼働を検討している。
休止中の炉がある火力発電所を抱える自治体からは、「地元経済への波及効果が期待できる」と歓迎の声が上がる一方、「付近住民の安全や環境対策には十分留意してほしい」との注文もつけられた。
三重県尾鷲市の尾鷲三田火力発電所は、出力37・5万キロ・ワットの1号機が休止中。中部電力に対し、日頃から発電所の稼働率アップを求めてきた岩田昭人市長(60)は、「稼働率が上がれば、尾鷲港に入港するタンカーの数が増えるなど、地元経済への波及効果があるだろう」と期待を寄せる。
一方、同発電所が海の近くにあることから、「大きな地震や津波が起きた際、燃料貯蔵タンクの安全が保てるか心配だ。防火対策に万全を期すよう要望したい」と話した。
愛知県内には知多、武豊、西名古屋(飛島村)、渥美(田原市)の4火力発電所に休止中の炉がある。再稼働させれば、出力は約150万キロ・ワットに上る。県幹部は「休止炉を稼働させれば、二酸化炭素の排出量が増える。環境への負荷をどう抑えるか、中部電力には適切な対応を求めたい」と懸念を示した。そのうえで、「緊急的な措置であれば、環境問題だけで語れない部分もあり、何とも悩ましい」と打ち明けた。