家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

極小手帳カバーの作成

2006年01月22日 | レザークラフト
世界一小さいスケジュール手帳のカバーが完成した。
作成にあたり、せっかく小さいのだからと、最初は単なるカバーではなく、いろいろとバカな構想をしていた。
例えば、
「カードホルダー付手帳の向こうを張って手帳付カードホルダーというのはどうか」
とか、
「しおりの付いた手帳はたくさんあるが、手帳がついたしおりなんてものは世の中に唯一のモノになるのではないか」
とか・・・。

詳細を詰めていこうとするとやっぱり実用的なものにはなりそうもなく(あたりまえか)、結局単純にカバーを作ることにした。
ただ、ミニチュア的な手抜き・省略はせず、フルサイズの手帳と同様の手間をかけることで面白味を見出そうと決めた。
これでも革の床はしっかり磨いてあり、漉きが必要なところは漉き、コバ磨きもやった。
苦心したのは縫い目の間隔。市販の目打ちの間隔だとどうにも大きくて、それを使うとミニチュア的省略感が色濃くでてしまう。
そこで、一目一目しるしをつけて一つずつ穴を穿った。このときしるしをつけるのに、リベットゲージという模型工作用の定規を使っている。私は模型はやらないが、きっと何か役に立つと思って数年前に購入していたモノだ。やっと役に立つ場面が訪れて少しうれしかった。

写真は、前に作った免許証ホルダーの上に乗せて撮ったもの。縫い目の違いがわかるだろうか。