旧盆に合わせてとった休みに親類とともに山小屋にいった。
そろそろ毎年恒例になりつつある流しそうめんをデッキテラスで執り行う。
プラスチックの枠をぐるぐる回転するようなアレではなく、近くの竹林から取ってきた竹を真半分に割り、節をとる。そこに水を通してそうめんを流す。これぞ正統派の流しそうめんだと思っている。
8mほどの一直線のコースに8人が並んでそうめんを待ち受ける。その姿はなかなか壮観である。
子供達は競うようにそうめんをすくうので、しんがりのほうを任せた。
すくいそこねてもちゃんとざるで受け止められるようにはしてある。
こないこないと騒ぐので流す速度をあげれば、ざるにたまる量が増える。コントロールは難しいのである。正統派の道を極めるのは簡単ではないということだ。