家づくりの場面において、「普通の家でいい」という施主サイドの言葉を聞くことがある。
「普通の家」ってなんだろう?
「普通の値段(坪単価)の家」
面積あたり(例えば坪)に換算して世間一般の平均的な価格の家ということ?
「普通の外観の家」
普通の外観って何? その時代に良く使われている外壁材を使って突飛でないデザインということなのか。
「普通の間取りの家」
リビング、ダイニングなど共用スペースと、そのほか家族の面子次第で、夫婦寝室、子供部屋などがあること?
「普通の素材の家」
その時代で一番流通している住宅建材を使っているということか?
「普通の機能の家」
超高気密・高断熱や最先端の免震機能、ハイテク防犯設備などまでは望まないということ?
「普通」の切り口はいろいろあるうえ、その定義はものすごくむずかしいとしかいいようがない。
施主が「普通の家」を希望しても、ビルダーの「普通の家」は全然違うかもしれない。
同様に、施主が「いい家」を希望しても、ビルダーの「いい家」は全然違うかもしれない。
だから、施主と施工者の間に立つ設計者は、家づくりにおいて、ものすごく重要な役割を持つ存在だと思う。
「普通の家」ってなんだろう?
「普通の値段(坪単価)の家」
面積あたり(例えば坪)に換算して世間一般の平均的な価格の家ということ?
「普通の外観の家」
普通の外観って何? その時代に良く使われている外壁材を使って突飛でないデザインということなのか。
「普通の間取りの家」
リビング、ダイニングなど共用スペースと、そのほか家族の面子次第で、夫婦寝室、子供部屋などがあること?
「普通の素材の家」
その時代で一番流通している住宅建材を使っているということか?
「普通の機能の家」
超高気密・高断熱や最先端の免震機能、ハイテク防犯設備などまでは望まないということ?
「普通」の切り口はいろいろあるうえ、その定義はものすごくむずかしいとしかいいようがない。
施主が「普通の家」を希望しても、ビルダーの「普通の家」は全然違うかもしれない。
同様に、施主が「いい家」を希望しても、ビルダーの「いい家」は全然違うかもしれない。
だから、施主と施工者の間に立つ設計者は、家づくりにおいて、ものすごく重要な役割を持つ存在だと思う。
ようやくインターネットにつなぐことができました。
旧居を引き払い、新居に越して来て10日ほどになりますが、収納する為の家具をまだ全部そろえていない為、ダンボールの山の中で生活しています。
引越し・・・・本当に大変でした。
もう二度とやりたくないです。
garaikaさんのお宅の引渡しもあと一ヶ月ほどですか。楽しみですね。
我が家のフローリングはすでに凹み傷だらけです。
傷ができにくいフローリングを選んだんですけどね、気休めだったようです。
子供が物を落とす音にとても敏感になってしまいました。
たぶん、今のうちだけだと思いますが。。。。
カーペットでも敷けばよいのでしょうが、小さな子供がいるからこそカーペットはあまりひきたくないのですよね。(掃除機をかけてもダニとかいそうだし)
生活していくのだから、傷や汚れは付いて当たり前。そう割り切っていこうとおもいます(苦笑)
引越し、大変でしたね。きっと我が家も恐ろしいことになりそうです。モノの量が半端ではないですから。仮住まいに移るときいろいろ処分しましたが、今回新居に移るときもたくさん処分するものが出てきそうです。
それでも、引越しをポジティブに考えようとしています。いろいろと考えた収納にきれいに収まり、モノが入った姿も絵にすることができる、というように…。
パワーは必要ですが達成感で疲労を相殺できればという感じでしょうか。
小さいお子さんがいればフローリングのキズはしかたがないですよ。お子さんが成長した後に無垢にするというのも手ですよ。
一般論でいっても、「普通」が何かというのを決めるのは難しいことですよね。「常識的に」というのも意外に曲者だったりします。「普通」というのが相対的には真ん中くらいだとして、でもどこからどこまでの真ん中なのか。これって多分に人それぞれの価値観に基づいていたりするので。
家の話でいえば、garaikaさんがご指摘のように、「普通の間取り」「普通の素材」「普通の機能」etc.総じて「普通の家」とはいったいなんなんでしょう。分かるようで分かりません。
いずれにしても建築家(この言葉の定義は別の議論に譲るとして・・)に設計してもらう家はやっぱり「普通の家」ではないんですかね。
普通。
それは便利な言葉。
よくアンケートとかでも
好き ・ 嫌い ・ふつう
というのを見かけます。
好きではないけど嫌いでもない=ふつう
どうでもいいってことか?
特に考えたことがなかったってことか?
「普通の家では満足しない」なんて言葉もよく目にします。
これって、ハウスメーカーや建売住宅のことか?
これらはつまり誰が住んだとしてもそれなりに暮らしていける家なのか?
ということは誰が住むのか分からないのに
つくり手、売り手が勝手な想像で「こんなのいいんじゃない」ぐらいののりで作っているのか?
寝食分離?
世界的に見ればどれほどの子供たちが自分の部屋を与えられているのか?
世界ウルルン紀行を見ていてアフリカの小さな集落の生活を見て「普通じゃない」と感じたことがあっただろうか?
強引な結論
→つくり手、売り手がこれを買ってくれればありがたいなと思うもの=普通の家、スタンダードな家
(車や、家具、家電などでもスタンダードという言葉よくある)
もっともそれがすべて悪いということではなくて、余地が狭い分考えなくても良くて、ある意味楽だし、時間的にも短くできる。。それはそれでメリットとして感じる人も多いのだとは思います。それが「普通の家」でいいということなんでしょうか。
つまり、ある意味考えなくていいのが「普通」なのか(無理矢理?)。といってもそういう家にもいろんなグレードがありますけれど。
家具ならオーダーもありますが、オーダー家電っていうのは聞かない(?)ハウスメーカーならこれはオプションです、というのはありますけど、建築家との家作りでこれはオプションですっていうのはあまり聞かないですね。
脈略なく続けてしまいますが、「注文住宅」という言葉も、何となく違和感があるんですがどうでしょうか。「建売」でないものがみんな「注文」?
ただ、そうしてどんどんスタンダード化が進むとパターンがどんどん狭まり、別に建売住宅から選べばいいよね、という話になってしまいそうですね。
注文住宅とは間取りや建具とか色が自由に選べるという程度の存在になるのでしょうか。
finziさんのいうようによくわからないものになりつつありますね。
オリジナル性の高い設計をした家づくりがフルオーダーメイドであるのに対し、そのほかの注文住宅はイージーオーダーということになるのかな?
私がほかに住宅業界で「?」と思うのは「標準」という言葉。
そして「普通」と「標準装備」は微妙に影響しあっている感があります。
「普通の家でいいや!」って一見投げやりな言葉に聞こえるんですけど、意外とその発言をする人って頭の中のイメージはかなり欲張りな状態にあるような気がするんです。
地震で絶対倒れなくて、夏涼しく冬暖かくて、結露は論外、シャンプードレッサーがあって、オープンキッチンはあたりまえで、駐車スペースがあって、インターホンが付いてて、気密断熱も普通の性能があって・・
といった様に、普通(当たり前)と思っている部分が実は多いのではないのでしょうか!?
ちょっと前は良く耳にしたのですが、
「2重ガラスが普通だと思っていたのに、1枚ガラスなのはおかしい(欠陥)んじゃないか!?」みたいな感じです。
「普通」って言葉・・実は人それぞれで「こうなって当たり前」って思っている内容が網羅された状態の事を言うんじゃないかと思うんです。garaikaさんも触れられてますが、ビルダーのイメージする普通=最低限の仕様とは明らかにギャップが出ると思います。
車で言えば、ベンツを普通と思うか、セルシオなのかマーク2なのかカローラなのか・・
ナビが付いてる車が普通なのか・・
やっぱ人それぞれちがったイメージなんだけど、(ビルダーの考える最低限の)普通とはやっぱ違うと思います。
「普通の家」っていう要望を出す「普通の人」が想定する「普通」という水準はどこにあるのか?
って考えるのがいいのでしょうか?
「普通の家」っていう要望を出す「特殊な人」が想定する「普通」という水準は、きっと「普通の人」とは全然違うものでしょうね。
でも「普通の人」ってどういうこと?という疑問が新たに出てきます。
普通という言葉があいまいなゆえに、こんがらがりますね(笑)。
「普通」とか「いい」とかあいまいなキーワードで家づくりをするのはトラブルの元のように思います。