今日は、海外にどうしても出て行きたいと思う方に向けて書いてみたいと思いました。
なぜ私が人生で海外赴任のチャンスを2回ももらったのか。
私は、外資系金融機関で働いて、20代の時にロンドンで3年間働き、30代の時には香港へ赴任となり今に至ります。
20代の時は海外に出てみたくて仕方がありませんでした。家庭の事情から学生時代に留学することも断念してたので、海外生活への憧れが未練タラタラだったのです。
その願いが臨界点に達したかのようにチャンスは突然訪れました。
別の某金融機関が、当時の私のような職歴で、日本語が話せて、なおかつ「夜勤」つまり日本が昼の間でロンドンが夜の間に働いてくれる人を探していました。
私は、夜勤ということが相当気になったものの、どうしても海外に行きたいという思いから面接を受け、そして内定をもらいました。
ですが、話はここで終わりません。その会社からの内定をもらったので、当時の勤務先に辞表をだしたところ、その勤務先が「カウンターオファー」要するの引き留めとして①社内異動でイギリスに赴任、②今よりお給料の高くて可能性もある営業の部署に移動、③今の事務方の部署でのマネージャー職への昇進とありがたいことに3つの案を出してくださいました。
日頃の働きぶりを当時の上司が買ってくれたのもありますし、景気がよかった時なので、運が良かったこともあると思います。
当時の私は20代半ばで、これから先のキャリア形成についてまさに①から③の選択肢でどこを目指すか迷っていたところでした。
まさにこれは、宇宙の神様が私に対してチャンスをくれて選択を促していると感じるような流れでした。
そして私はあらためて本当に自分が今一番欲しかった海外へ行くという選択肢を選びました。
これが、私の初めての海外赴任が決まった経緯です。
次回は香港に行くことが決まった経緯について書きます。