更に歩いて奥へ行くと巨大な登り窯があるところに突き当たる。洞本業窯で江戸時代から使われているとあり、昭和24年に再構築され昭和54年まで使われていた
ようだ。幅7m全長14mの大きさ。
上から見たところ
隣にはまだ稼働中の工場もあり釉薬(?)などがあった。
ここから丘を登ったところに東洞A窯跡があり、説明文を読むと洞町は近代瀬戸窯業の主力生産地として大いに栄えたらしい。
往時を偲ぶ言葉に「瀬戸にいかんでどこへ行くと虫が鳴く」とあることからわかるように、瀬戸に住んでいれば焼き物の仕事がいくらでもあり、食いぱぐれること
はないといわれる程活況を呈していたとのこと。
「つわものどもが夢の跡」だね。