この年末はもう行けないのかなあ、と半ば諦めかけていたが28日の予報は夜半過ぎまで雲は無さそうということで出掛けることに。
タイヤがスタッドレスでは無いので念のため行先を元気村に決めておにぎりを作ってもらい、ありったけの防寒具を着込んで17時前に出発。
現地に着くと結構な車の数。仕事納めを終えてから来た人も多いのだろう。ここで知り合ったT、S、Kさんも早々と店を広げ準備中。
早速準備に入るのだが赤色ランプが見つからないのでTさんに拝借することができ有難かった。
現地の温度は0度近かったのだろうと思うのだが準備していると汗をかいてしまう程。
今日の狙いは一番にポタ赤を使ってカメラレンズの標準レンズでオリオンの近くバーナード周りを撮ること。ということだったのだが・・・。
赤道儀には700mmの鏡筒を載せて最初にさんかく座銀河のM33を撮る予定をしていたのだがsynscanで1starアライメントをしてか
らステラショットを立ち上げ目標導入するのだがM33が全く視野に入ってこない。仕方なく他の明るい星を指定して導入しようとするのだが全然入らない。1時間以
上色々やってみるもどうしても駄目。結局M33の撮影を始めたのが19時40分だから1時間半近くもあれこれやっていたことになる。
原因はその後Tさんが0時近いのか、と言った時に自分のPCを見たらまだ23時前だったことに気が付いた。何でPCの時間が狂っていたのか分からないが(数日
前にPCの時間を変えてステラショットで撮影のシュミレーションをしたのだがその時に正しい時間に戻すのをしていなかったのだろう)1時間経つと星は15度移動し
てしまうのでこれでは導入できないのは当たり前だった。
更に、この三角座銀河はいつものNikonではなく久し振りにCANONで撮ったものだが保存設定がRAWでなくJPEGのままだった。
これも帰ってからデスクトップPCに保存している最中に気が付いたもの。やる気をなくしJPEGのまま処理した渦巻銀河。ピン甘だったか。
この所オートガイドの方は安定してきておりPHD2のグラフは赤緯は殆ど修正信号が出ておらず赤経も0.5ピクセル以内に収まっていた。
この後オリオン大星雲と馬頭星雲を撮って26時早めに帰宅。