家の建て替えに際し登記済みの建物を取り壊す時行う「滅失登記」、そして家が建ったら必ず行わなければならない「表題登記」そしてその後に行う「保存登記」と計3回の登記手続きが必要となります。一般的にはこの手続きは「土地家屋調査士」「司法書士」に依頼して行いますがネットで調べると今は費用の節約のために自分で行う人も多くなってきているようです。一連の登記にかかる費用は凡そ20万円程。
ネットで調べてみると自分で登記をした人の体験談などを知ることができるので、費用節約のため自分で行うことにして進めてきました。
その手続きを振り返ってみました。
建物を壊した時に行う登記と建て終わったから行う登記に分かれます
①滅失登記(建物を壊してから1ケ月以内にする必要があります)
- 登記申請書(フォーマットはweb上に沢山ありました)
- 取毀し証明書(解体業者から発行してもらう)
- 解体業者の印鑑証明書 (〃)
- 解体業者の資格証明書 (〃)
- 住宅地図(google mapをコピーしてOKでした)
- 登記申請書のコピー 1部
を持って管轄の法務局へいき登記相談窓口で相談の上、提出すると1週間後に登記が完了します。
②表題登記(建物が出来上がってから行う登記で、やはり1ケ月以内に完了させる必要があります)
●登記申請書(同上)
●建物図面・平面図(この作成がちょっと面倒 建物図面は1/500 平面図は1/250の縮尺でB4の用紙半分右側に建物図、左側に平面図で作成し ます平面図はフリーのCADソフトJw-cadを使って作成、建物図面は建築確認書の該当部分をコピーしました) 手書きでもOK
●確認申請書・・・工務店からもらった分厚い建築確認申請書の第1面から5面までの原本とコピー一式(原本は後で返して貰える)
●検査済み証・・・建物が出来上がってから確認検査員による検査がありますが終了してから工務店からもらう検査済み証とコピー
●住民票
●家までの案内地図(同じくgoogle mapの拡大地図でOKでした)
以上の書類と印鑑を持って管轄法務局に行き、登記相談窓口で相談すると親切に教えて貰いその後提出。1週間後に完了します。(我が家の場合、こ登記官が訪問、平屋ですが外部から見ると2階もあるように見えるので中まで入って図面とのチェック確認ががありました)
③保存登記(この登記は必ずしも行わなくても良いとのことでしたが所有権をはっきりしておくために申請しました)
表題登記が終わってから時間が経ってしまいましたが表題登記した際に申請書を貰っていたので市役所の税務課にいって住宅用家屋証明書(これが あると登録免許税が1000分の4から1000分の1.5に軽減される)を貰います(市役所で申請する際、住民表、検査済証、表題登記完了証、平面図 が必要でした)
市役所で住宅用家屋証明書をとった後、法務局に行き申請書に建物価格を計算(平米単価×延べ面積 我が家の場合は平米あたり87、000円でした)して登録免許税分の印紙を窓口で購入し申請書に貼付し提出します。我が家の場合、登録免許税約32、000円が家屋証明書を添付することにより12、000円に減免されました。
やはり1週間後電話で確認すると登記完了していたので登記の完了証と登記識別情報通知証を引き取るため免許証と印鑑をもって法務局で受け取って完了。
終わってみて登記のシロウトでしたがなんとか終えることができました。
実際に生活を始めると追加の出費がイロイロ必要になるので約20マンの費用の節約ができてラッキーでした。