昨日の夜は久し振りに雲もない予報、それに月が出てくる時刻が0時前ということで庭でオートガイドのテスト。
鏡筒とガイド鏡を親子亀方式から並列に変更したのですがそうするとバランスを取るのがなかなか難しい。赤道儀は早いスピードで動いているときはトルクもあるので問題ないけれ
ど星の撮影となると微動となるので少しでもバランスが狂っているとオートガイドが出来なくなるとのこと。EQ6に買い替えしてから何度もオートガイドのテストをしているけれどうまく
いく時もあれば全くダメなときもあるなど様々。なんで上手くいかないのかその原因が判らないので初心者はもう大変。もう少し安定してガイド撮影したいものだ。
ということで昨日は昼の間にバランス調整して夜に臨んだのだ。
20時過ぎに外に出たら空は雲で覆われ、こりゃダメかもと家の中に入ってTVで演歌番組を見ていた。うとうとしているうちに22時となったのでもう寝てしまうかと期待せずに外を見
たら雲は切れて星空!慌てて着込んで庭でセッティング。あらかじめ赤道儀は準備しておいたので30分ほどでアライメントとキャリブレーション完了。さあPHDガイディングでオー
トガイド開始。となる筈がグラフがトンデモない方向に行ってしまい、暫くするとガイドできないとのinfo。何度やっても同じ。一体どうなってるんだろうか???バランスが取れてい
ないのかと赤道儀のスイッチを切って又バランス取りを行なったり、又ガイディングソフトのパラメータを変えたり・・・。この繰り返しを何度やっただろう。しかし何度やってもダメなも
のはダメ。もー!ったく!!
時間も過ぎていき月も出て明るくなってくるし、もう止めようと思ったけれどそういえばPHD2ガイディングもインストールしてあったことを思い出しダメもとでソフトを立ち上げこれで
追尾すると上の方にメッセージが出ていた。「キャリブレーションは赤経/赤緯軸からの計算なので疑わしい」??何だこれは、判らない
キャリブレーションが出来ていないのか? と思ったけれど構わずそのまま続けていくと最初は暴れ気味で不安定だったグラフが
しばらくすると安定。このあたりのスコアはRA0.18 DEC0.19 TOTAL0.26 RA OSCは0.25という数字。これが良いのか悪いのか。
それでも本当に追尾しているのかどうか不安。そのまま何枚か撮ったところでカメラの電池切れ。寒くなってきたこともあり家に入り熱い風呂に入って布団に潜り込んだら直ぐ朝。
朝起きて画像確認。iso3200のまま気が付かず撮ったので画像は真っ白になってしまったけれどレベル補正したりちょこちょ画像処理しなんとか300秒の露出で星
が点になっていることを確認。単なるガイディングソフトの不具合だったのか?
鏡筒を向けた方向がおおぐま座方面で極軸に近いので星の動きの大きな天の赤道方面ではどうなのか。今度やらなければ。
まだまだ続きそうなオートガイドのテスト。
『カメラは、買ってきたら、即、それなりの写真を撮れる。』が『天体撮影の世界は、ピアノと同じで練習しないと弾けない。』 ということは自分はまだバイエルに取り
掛かったところという訳か。道は遠い