元野良猫の八重ちゃん。恥ずかしがりの、とっても可愛い子です。
ただ「里親探し会」では、ちょっとブーたれてますが・・・
きゃー八重ちゃん、笑って、笑って
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テンコやモジャがもらわれ、猫倉庫に残った八重ちゃんですが、
一応里親希望の方がいるんです。
とても良い方でしたが・・・お断りしました。
理由は、里親希望者さんの年齢でした。
ボラによって、譲渡に関する条件(こういう人に譲りたいなという条件)は違います。
ちなみに、この方は58歳でした。
お年寄りではありません。通常なら、譲渡可能でした。
ではなぜ、お断りしたのか
里親希望さん、とても良さそうな感じで、お話を進めていくと、
実は、旦那さんはすでに亡く、お子さんもいらっしゃらない事がわかりました。
「亡くなった主人はネコが嫌いだったから、飼いたかったけど、飼えなかったの。」
「子供の時以来、ネコは飼っていない。ずっと飼いたかった。」
問題は、将来、里親さんが死んだ時、誰が残った猫(八重ちゃん)の面倒を見るのか
里親希望者さんは、今58歳。八重ちゃんは生後6ヶ月。
猫は今の時代、20年は生きます。
失礼に感じる方もいるかもしれませんが、現実問題として、
里親さんが先に死んでしまう可能性があります。
その時に、残された猫の面倒を見てくれる「誰か」が、いないとダメなんです。
ほかにご親戚は、いないそうでした。
今まで、58歳よりも高齢の方に、譲渡したこともあります。
ただその時は、同居する家族が賛成している。
別居していても、家族の方の後押しが間違いなくある状態でした。
もちろん、その後家族の方にも、念押しします。
「おばあちゃんが亡くなった時は、猫も同じように年を取ってますよ。
可愛い子猫じゃありません。それでも可愛がり、面倒を見れますか?
年取った猫は、思うほど慣れてくれないかもしれませんよ。
それでも、飼えますか?本当に飼えますか?」と。
それで納得いただけて、こちらも大丈夫と判断した場合のみ、譲渡しました。
今回は、里親希望さんは、良い方だったのですが、
後に猫を託せる人がいなかったため、お断りしました。
それからしばらくして、一度お断りしたこの里親希望さんから、また連絡が来ました。
「やっぱり、どうしても八重ちゃんが飼いたいんです。
ペットショップも行ってみたんです。でも、やっぱり八重ちゃんが良くって・・・。
どうしてもダメでしょうか?」
申し訳ないな~と思いつつ、またお断りしました。
Nさんと2人で、
Nさん:「この里親希望さん、年取った猫はダメかなぁ?」
私:「八重ちゃんじゃなきゃイヤって事は、かなりメンクイよね。
猫なら、どの子でもいいって感じじゃないね。」
Nさん:「年齢的なところから言うと、今5・6歳くらいか、
それ以上の子をもらって欲しいよね。」
私:「そうだよねぇ。出来たら大人猫をもらって欲しいんだけど、
年齢関係なく、子供からお年寄りまで、たいてい子猫欲しがるからね・・・むう」
Nさん:「大人猫でも、人に慣れてて懐っこい子がいるよね。
そういう子がもらわれると、うれしいんだけど・・・」
私:「うちにいる大人猫は、チビサドとチビ黒でしょ。初心者には手ごわいよ。」
Nさん:「無理だね。うちからじゃなくても、ほかの人の保護猫で、
懐っこい大人猫がいるから、その子がもらわれるんでもいいよね。
誰の猫でも関係なく、幸せになればいいよ。
里親希望者さんに、大人猫ダメですかって、里親探し会に来るようだったら話してみるよ。」
ということで、もしまたお話が来たときには、大人猫を勧める予定です。
良い結果になると、いいんだけどなぁ・・・
気持ち的には、沢山の人に、猫と暮らす喜びを知ってほしいし、
「どうしても、この子がいいです
」と言われると、とてもうれしいです。
なので、お断りするのもつらい時があるんですが・・・
でも、それでも私とNさんの基準では、とても残念ですが、お断りします
ボラも決して、意地悪でそんな事を考えたり、言ってるわけじゃないんです。
保護した猫は、ボラにとって、娘みたいなモンです
譲渡するということは、娘を嫁にやるってことです
だから、娘の行く末が気になってしまうんですね
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いろんな条件をつけるのも、里親詐欺などがあって、怖いこともあるからなんですが、
ま、心配なんですね~
ボラとのやり取りで、嫌な気分になる方もいると思うんですけど、
「子離れできない親バカだわ
」と、思っていただけたらと思います
譲渡の条件は、ボランティアによって違うので、
「私なら譲渡するわ~
」って方も、いると思います。
これはあくまでも、私たちの場合です。
一概に、この基準を押し付けるものではありません。
一般のボラではない、犬や猫の譲渡を考えている人には、
こういう考えもあるんだよ~って、知ってもらえるといいな
と、思います
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ただ「里親探し会」では、ちょっとブーたれてますが・・・
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きゃー八重ちゃん、笑って、笑って
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テンコやモジャがもらわれ、猫倉庫に残った八重ちゃんですが、
一応里親希望の方がいるんです。
とても良い方でしたが・・・お断りしました。
理由は、里親希望者さんの年齢でした。
ボラによって、譲渡に関する条件(こういう人に譲りたいなという条件)は違います。
ちなみに、この方は58歳でした。
お年寄りではありません。通常なら、譲渡可能でした。
ではなぜ、お断りしたのか
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里親希望さん、とても良さそうな感じで、お話を進めていくと、
実は、旦那さんはすでに亡く、お子さんもいらっしゃらない事がわかりました。
「亡くなった主人はネコが嫌いだったから、飼いたかったけど、飼えなかったの。」
「子供の時以来、ネコは飼っていない。ずっと飼いたかった。」
問題は、将来、里親さんが死んだ時、誰が残った猫(八重ちゃん)の面倒を見るのか
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里親希望者さんは、今58歳。八重ちゃんは生後6ヶ月。
猫は今の時代、20年は生きます。
失礼に感じる方もいるかもしれませんが、現実問題として、
里親さんが先に死んでしまう可能性があります。
その時に、残された猫の面倒を見てくれる「誰か」が、いないとダメなんです。
ほかにご親戚は、いないそうでした。
今まで、58歳よりも高齢の方に、譲渡したこともあります。
ただその時は、同居する家族が賛成している。
別居していても、家族の方の後押しが間違いなくある状態でした。
もちろん、その後家族の方にも、念押しします。
「おばあちゃんが亡くなった時は、猫も同じように年を取ってますよ。
可愛い子猫じゃありません。それでも可愛がり、面倒を見れますか?
年取った猫は、思うほど慣れてくれないかもしれませんよ。
それでも、飼えますか?本当に飼えますか?」と。
それで納得いただけて、こちらも大丈夫と判断した場合のみ、譲渡しました。
今回は、里親希望さんは、良い方だったのですが、
後に猫を託せる人がいなかったため、お断りしました。
それからしばらくして、一度お断りしたこの里親希望さんから、また連絡が来ました。
「やっぱり、どうしても八重ちゃんが飼いたいんです。
ペットショップも行ってみたんです。でも、やっぱり八重ちゃんが良くって・・・。
どうしてもダメでしょうか?」
申し訳ないな~と思いつつ、またお断りしました。
Nさんと2人で、
Nさん:「この里親希望さん、年取った猫はダメかなぁ?」
私:「八重ちゃんじゃなきゃイヤって事は、かなりメンクイよね。
猫なら、どの子でもいいって感じじゃないね。」
Nさん:「年齢的なところから言うと、今5・6歳くらいか、
それ以上の子をもらって欲しいよね。」
私:「そうだよねぇ。出来たら大人猫をもらって欲しいんだけど、
年齢関係なく、子供からお年寄りまで、たいてい子猫欲しがるからね・・・むう」
Nさん:「大人猫でも、人に慣れてて懐っこい子がいるよね。
そういう子がもらわれると、うれしいんだけど・・・」
私:「うちにいる大人猫は、チビサドとチビ黒でしょ。初心者には手ごわいよ。」
Nさん:「無理だね。うちからじゃなくても、ほかの人の保護猫で、
懐っこい大人猫がいるから、その子がもらわれるんでもいいよね。
誰の猫でも関係なく、幸せになればいいよ。
里親希望者さんに、大人猫ダメですかって、里親探し会に来るようだったら話してみるよ。」
ということで、もしまたお話が来たときには、大人猫を勧める予定です。
良い結果になると、いいんだけどなぁ・・・
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気持ち的には、沢山の人に、猫と暮らす喜びを知ってほしいし、
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なので、お断りするのもつらい時があるんですが・・・
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でも、それでも私とNさんの基準では、とても残念ですが、お断りします
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ボラも決して、意地悪でそんな事を考えたり、言ってるわけじゃないんです。
保護した猫は、ボラにとって、娘みたいなモンです
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譲渡するということは、娘を嫁にやるってことです
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だから、娘の行く末が気になってしまうんですね
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いろんな条件をつけるのも、里親詐欺などがあって、怖いこともあるからなんですが、
ま、心配なんですね~
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ボラとのやり取りで、嫌な気分になる方もいると思うんですけど、
「子離れできない親バカだわ
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譲渡の条件は、ボランティアによって違うので、
「私なら譲渡するわ~
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これはあくまでも、私たちの場合です。
一概に、この基準を押し付けるものではありません。
一般のボラではない、犬や猫の譲渡を考えている人には、
こういう考えもあるんだよ~って、知ってもらえるといいな
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