


早くも、まったりしております


ナナちゃんを応援してくださった皆様、ありがとうございました


このブログを通してメールやお電話にて、沢山の方から色々なご相談や、質問をされるのですが、
昨日は、ちょっと変わったご相談?でした。
「お宅の保護猫…うちの猫じゃないか?」と、いうもの

元公園の野良猫で、今は一時預かりさんのところにいる黒猫「チビクロ」ちゃん。
チビクロちゃんを、「うちの猫だ」って言うんです

里親希望さんからの電話か


チビクロは公園生まれで、公園育ち。
ず~~~っと見守ってきて、私たちが保護して、里親探しをしていることをお話しするのですが、
自分の思いこみが先で、なかなかこちらの話を聞いてくれません


「うちの猫だ!うちの猫だ!どこで保護したんだ!」と、まくしたててきます

ちょっと乱暴な方で、困ったな~と思いつつも、根気よく、相手のお話を聞き出してみると、
「1年半前に地方情報誌に、猫あげますと広告を出して黒猫をもらってもらったんだが、
その人と連絡が取れなくなった。キャリーバックも貸したのに、返してくれないんだ。」とのこと。
私:「その人が猫ちゃんを手放すか、捨てるかして、それを私が保護したと思われたんですね?」
相談者:「ああ」
乱暴だけど、この人は、自分のあげた猫ちゃんが心配なんだ…
私:「その人の住所は聞いていますか?猫ちゃんは、その人の家までお届けになりましたか?」
相談者:「いや。家に来てくれて、渡して連れて帰ってもらった。住所は聞いてない。○○の辺りらしい。」
私:「もうずいぶん、相手と連絡が取れない状態ですか?」
相談者:「ああ。」
正直なところ、心が一気に曇る思いでした。
探しようがない…時間もたちすぎているし…
なんで今さらと思うけれど、きっとこの人はこの人で、今日チビクロの里親募集記事を見て
居てもたってもいられなくなったんだろう…
私:「分かっている電話番号に、根気よく電話してみてください。
あと、その人の名前がタウンページにないか調べてみてくださいね。」
それしかもう、言ってあげられませんでした。
私たちボランティアは、里親さんのお名前や住所・連絡先をお聞きするだけではなく、
必ずお宅に猫をお届けします。
それは、悲しいけれど、世の中には里親詐欺や、猫欲しさにペット不可の家なのに、
それを隠して猫をもらおうとする人がいるからです。
猫をもらった後に、平気で捨てる人もいるんです。
でも、こういうやり取りは面倒くさい、プライベートに立ち入られるようで嫌だ、
だからボランティアから猫をもらいたくない!という方も多いです。
でも、私たちはやり方を曲げないし、一般の方にも、出来たら同じようにして欲しいな…と思います。
それは、今回の相談者さんのような思いを、しないで欲しいからでもあるんですね。
一般の方には、まだまだそういう考え方は浸透していません。
だから、この相談者さんの対応は、とても一般的な渡し方なんです。
家に来てもらって渡す。スーパーの駐車場で渡す。
「もらってもらって、よかったわぁ。」
でも、その後は?
そうやって譲渡されても、幸せになった子もいるでしょう。
でも、安易にまた捨てられたりする子もいるのが現実です。
「厳しく言ったら、もらってもらえないかも…相手の機嫌を損ねるかも…」
心配になると思います。
でも、物は言いようで、厳しいことも伝え方によって、やんわりと伝えることもできます


(ご心配な方は、メッセージください。または、譲渡会にてお声かけてください。できるだけ、アドバイスしますね

保護した子の未来選びのお手伝いができるのは、保護主さんだけです。
頑張って、心を強く持って行きましょう





でも、自己申告制ですので、欲しいって言わないとダメですよ~

あと、保護してるボラさんみんなに順番で援助が行くので、いつでももらえるわけではありません

メーカーさんから、ご寄付が来たのかな?
支援者さんからのご寄付でしょうか?ありがたいです









