追記:なぜ愛媛の私が、今回の川崎の記事を書いたかと言うと、
まず、この犯罪自体許せない
(ボラの注意喚起により、もっとひどい内容を知っていいますが書けない。悔しい)
そして、手当たり次第に保護主に連絡をする人物が、愛媛県にも居るのです。
その時は、他の保護主さんたちが、私に連絡くださり(私にも打診があった)、
おかしいから渡さないようにしましょう。と連絡しあいました。
※愛媛県の場合、里親募集サイトに載せる人の数が数えるほどしかいないので、
その時は、情報の共有が可能でした。
なので、この記事は愛媛県の人に読んで欲しいのです。
決して、他人事ではないよと。
猫ボランティアの方は、もうすでにご存じだと思うのですが、
川崎市麻生区在住の男性会社員が、10日、猫虐待の容疑で逮捕されました!
この会社員は、子猫を床にたたきつけ、けがを負わせたとして
動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。
神奈川県警麻生署によると、男は「床を汚したので頭にきてやった。
インターネットを通じて5月から10匹ぐらいもらい、1匹は川に捨て、他は逃げた」と供述。
逮捕容疑は2日午後8時ごろ、自宅アパートで自分が飼っている子猫2匹の
顔面を床に数回たたきつけるなどした疑い。
子猫は東京都足立区の女性(42)から譲り受けた。
容疑者に子猫を譲った別の女性(52)が7日にアパートを訪ね、
通路で死骸を発見し同署に通報した。
この男は、猫を集めるためにインターネットを使っていました。
複数あるインターネット里親募集サイトから、猫をもらっていたのです。
河に捨てられた猫を、保護主さんが現在必死で探しておられます。
公表されているよりも、多くの猫が犠牲になったと思われます。
この男に猫を渡してしまった方、情報をお持ちの方は、
神奈川県警麻生署(電話 044-951-0110)まで情報をお寄せください。
この男の実名はすでにニュースで公表されています。
しかし現在捜査中の為、虐待に関する情報をお持ちの方はネット上に公開しないことをお勧めします。
こちらの情報を明るみにすることで、裁判で相手に有利に使われることがあるためです。
この男の逮捕に、多くの方は胸をなでおろしたと思いますが、
残念ながらまだ「逮捕」なのです。逮捕も快挙ではありますが…。
どういうことかと言うと、逮捕されても、まだ罪が確定したわけではないのです。
ネットで惨殺された「こげんた」ちゃん事件は、世論が大きく動いたため、
書類送検から一転、犯人逮捕に至りました。
「こげんた」ちゃんの犯人は、猫の殺害を認めたため、
動物愛護法違反により懲役6か月・執行猶予3年の判決を受けました。
しかし!このとき、男性の個人情報が不特定多数によって公開されたことで、
すでに社会的制裁を受けたとして、減刑措置がとられたのです。
執行猶予があるということは、すぐに社会復帰したということです。
日常的に起こる虐待事件のほとんどは、逮捕にも至らず、
せいぜい書類送検のおさたで終わり、罪にも問われません。
書類送検にもならないことのほうが多い。
だからある意味、逮捕は快挙なのです。
逮捕は当然のことなのに、それがなかなか実行されない。
それが今の日本の動物愛護の現状です。
でも里親詐欺・虐待情報は、猫ボラであれば耳にする機会も多くありますが、
一般の人は知るよしもありません。それが怖い。
ボラではなく、たまたま拾ってしまった猫を里親募集サイトに載せたという人…。
そういう人の多くは、譲渡後に里親さんと連絡を取り合うこと、あるのでしょうか?
その人達が被害に遭っている可能性もあります。心配です。
譲渡後の定期的な連絡の取り合いは、面倒でも絶対必要です。
里親募集に関して、私に相談を寄せる多くの方々(一般の人)は、
「里親詐欺」という言葉を知りません。
私の説明で、みなさんショックを受けられます。でも現実にあることなんです。
お届けや、譲渡後の定期連絡から虐待を明るみにすることもできるのです。
この犯人に、実刑が下されることを願います。
私事ですが、手術無事終わりました。咳き込むとお腹が痛いけど
明日13日は、「猫だけの譲渡会」です。みなさま、猫たちに会いに来てくださいね