ウクライナ侵攻はどの程度までか話題になっている。全面支配になるかならないか、ヨーロッパの出方次第かと思う。民主主義だ人権だといってきたが、経済で首根っこを捕まれている。金のためには見捨てるだろうか。いくら何でもそれではこの先さらにロシアの要求が大きくなる可能性が大である。中国も台湾制圧の行動を起こすだろう。ここでウクライナを救わなかったら、彼らの正義など金持ちのおごりに過ぎなかったということになるだろう。この予想が外れることを期待しよう。
プーチンにも計算外のことはある。ハッカー集団のサイバー攻撃に晒される。ロシア軍のトップは戦争に反対のようだから、ロシア兵の戦闘意欲が問題だ。国民の反対運動がどれほどの大きさになるかも計算できないだろう。
思うに、これはプーチンの悲劇の始まりである。踏み出してはいけない一線を越えたのだ。というより、すでに孤立化は始まっていて、彼の生き残る道はこれしかなかったのだ。習近平も台湾支配に失敗したら生き残る道はない。闇雲にどんな手に出るか、そこが恐ろしいところである。
方や自由民主主義陣営の腐敗堕落も進んでいる。格差の拡大もさりながら、経済がマネーゲーム化している。金権民主主義に過ぎなかったのだ。プーチンが失敗し、習近平が消えたとしても、分断と対立の増殖に終わりは見えない。やはり歴史は暗黒時代へと駒を進めたと言うべきか!?