魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

自分史

2014-01-16 15:59:45 | Weblog

 このブログから長らく遠ざかっていたのは自分のホームページで忙しかったのと、 近辺些事で忙しかったからということもあります。
 「魂の風景」 二項道路の無許可建築、里道の私物化と我が家の近所は無法者がそろっています。 役所も驚いていたのですが、役所から直接行動を起こすことがないとのこと。 この件で悪戦苦闘して自分の魂が進化したような気がしています。
 これからはその顛末も含め、自分を振り返ってみようと思っています。

 上図のように、我が家の出入り口は里道に面しているのですが、 その里道は60mくらいの長さで、中は4,5mの広さですが、 公道に出るには北側1.5m、東南に2mちょっとのウナギの寝床です。 その里道が二項道路ということになっています。 二項道路については知らない人が多いでしょう。 建築基準法によって4m幅の道路と見なされる道路のことで、 幅1.8mの道であってもその中心から2mは、 土地の所有者でもそこに通行の障害となる建造物を建ててはいけない道路です。Aの倉庫はこれに違反しています。

ところで二項道路というものの存在を知ったのは、この問題が起こった3年前が初めてでした。そういう場所に家でも建てようか、建て替えしようかと言うときでない限り一般の人が知ることはないようです。建築業者はもちろん知っていなければならないことですから、業者に建築を依頼すれば教えてくれるはずです。Aと業者は結託して二項道路違反を犯したことは間違いないところでしょう。しかしAは業者がかってにやったことでしらなかった言っています。

 役所に訴えれば是正に動いてくれますが、事情の調査などで何年もかかるだろうということでした。この問題で私が学んだことは、自分の所有物について、その周辺について、法律問題も含めて、しっかりした知識、情報を持たないものは容易にその権利を奪われものだということ、その権利の回復は容易ではないということです。

 この問題の解決のために里道に隣接する6軒で話し合いが行われたのですが、Bは里道の買い取りを強硬に主張しました。我が家の道を3m確保できるならと提案したが、Aは絶対に売らないと強情に拒否したので、物別れになりました。

 実はこの話し合いにはこの集落の有力者が調停役として出ていたのですが、Bの本家であり、5軒とは裏取引ができていたようで、2m幅道路をで我慢させようと集団で説得にかかってきたのでした。公道から私の土地までは16mほどあり建築基準法では2.5m幅必要とあります。 そう反論すると「Aに足りない1mを売ってもらえ」ということでした。里道を正しく使えば2m幅以上の道がすでにあるのにそれをなくして、小さな道を買えなどとはばかばかしい話です。

 この顛末において山口県で起こった「付け火して殺人事件」を思い出しました。ある意味で皆殺しの殺意を抱いたといっていいでしょう。しかし怒りで殺意を抱き、その妄想にとらわれるのは身を滅ぼすことです。とはいえこのまま放置するのはおかしいので、これからじっくりと対策を練っていこうと思っています。