平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

化学物質アレルギー対策 全市上げてマニュアルの検討に

2008年03月07日 |  #玉島 #平田 #阪急東 #茨木市議会議員
写真は講談師の神田香織さんと 東京で開催の議員研修会会場で

 以前Kさんからメールをいただき、気になっていた化学物質過敏症に関連して質疑した。内容は下記の通りである。ヒヤリングの中できちんとした対応ができていないことがボロボロと出てくる。国の関係法制、通知、通達、指導があるだけに自治体はこれを無視することはできない。質疑の目的であった全市で対応するマニュアル作成に向けて前進した。

 休憩を挟みながら、自分の文教委員会、また請願に関連する資料に目を通す。

 昼休み、春の陽気に誘われて3㌔走る。ようやく足の故障と咳からさよならできそうである。これから徐々に身体に春の風を吹き込んでのさび取りを楽しみたい。

化学物質アレルギーの対策について

 大量の化学物質、5万種類が日常生活にあふれ、コーナンなどホームセンターでいとも簡単に入手できる。そんな環境の中で最近はアレルギー疾患、アトピー疾患、ぜんそくに続いて化学物質過敏症に悩む人が年齢を問わず増えている。微量の化学物質に反応して症状が出てくる化学物質過敏症の患者は潜在的患者も含めると70万人を越すといわれている。これを本市の人口に比例すれば約1500人の数字が出てくる。

 また昨年、環境省が今年と来年の2年間で10万人の子どもを対象にした有害化学物質の身体への影響について疫学調査をする動きも伝えられている。アメリカでも去年から新生児10万人を21歳まで追跡調査の動きがあり、これとも連携するとも伝えられている。そんな状況を受けて佐賀市、岐阜市では独自のガイドラインを作って対応している。そこで本市の状況と今後の対応についてお聞きしたい。

①本市で化学物質過敏症、シックハウス症候群など化学物質による健康への影響などについて何らかのガイドラインは作成されているのか。

②学校では建材、床ワックス、図工で使う油性の筆記具・接着剤、殺虫剤、トイレの消臭芳香剤、など化学物質が非常に多い。学校での発症児童生徒は把握できているのか。また何人ぐらいいるのか。マニュルアルはできていると思うが、どのように活用されているのか。
 
③防災の非常用備蓄食品にアレルギー対応のミルク、食料がきちんと含まれているのか。
 
④建築物における衛生的環境の確保に関する法律、いわゆるビル衛生管理法で建築物環境衛生管理基準が定められ空気環境、飲料水、ねずみなどの防除が定められている。本市の公共施設でビル管理法施行令でいう特定建築物の対象になる建築物は何箇所あるのか。また教育関連施設ではどうか。

⑤施行令、同規則では半年に一回定例的に清掃、ねずみ、昆虫などの防除が決められている。今、どのような形でやっているのか。殺虫剤を用いているのか。その際、事前調査しているのか。また防除する業者との取り決め、仕様書はどうなっているのか。

⑥佐賀市では公共施設のトイレと清掃は基本的には水吹き清掃でやっている。本市のトイレの掃除で薬剤を用いているのかどうか。

⑦建築物、付属する樹木、芝生、花壇、公園、街路樹など総合防除の考えで行うべきだとなっており、農水省や環境省のパンフレットでは「農薬使用の回数と量を減らす、スケジュール散布はやめる、農薬以外の物理的防除を優先することとなっている」。現状としてこのような対応になっているのかお聞きしたい。

⑧薬剤等の化学物質の危険性、安易に使わないように、シックハウスや過敏症を防ぐために、ホームページでも取り上げるべきではないか。また独自のガイドライン作成を考えるべきだと思うがどうか。

 山下けいきHP「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。

下記のblogランキングに参加しています。あなたのクリックが私への応援になります。1クリックの励ましをいただければありがたいです。

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 人気blogランキングへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする