長島の自然を守る会 代表 高島美登里さん。新社会党の大衆運動交流会で上関原発反対運動について報告
早朝「脱原発でいこう」のアピールのぼりを持って4駅を走ってきました。いいお天気と通勤や通学、登校中の皆さんと気持ちのいい挨拶、のぼり4駅アピールランは楽しかったです。
市議会本会議で昼から質問。5項目を4項目に絞りました。以下はその一つです。
放射能汚染されたがれき搬入、焼却に関する質問内容は昨日のブログをご覧ください。今日は答弁中心にまとめました。
山下 がれき処理は本来、東電や国の責任だ。自治体に押し付けるのはおかしい。
答弁 未曾有の規模で起きたこの度の震災は、膨大な量の損壊家屋等の廃棄物が発生しており、被災地の復旧・復興のためには、災害廃棄物の迅速な撤去・処理が大前提でありますことから、全国的な広域処理は必要と認識しております。
本市といたしましては、国・府の考え方を踏まえたうえで、市民の健康と安全・安心を基本に、結論を得てまいりたいと考えております。
山下 本市の環境基本条例からいっても環境悪化につながる災害廃棄物の処理はおかしい。
答弁 国が示すガイドラインや他都県での実証例から想定いたしますと、環境基本条例の趣旨である環境を害するものではないと考えております。
山下 放射能汚染廃棄物に関する本市の処理基準はあるのか。焼却によって放射線量が高くなることをどう考えているのか。周辺へは何の影響もないのか
答弁 廃棄物処理施設から排出される、放射性物質に関する基準値はありませんが、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」で原子力安全委員会から出された安全確保のための考え方において、排ガス中のセシウム134が1立方メートルあたり20ベクレル、セシウム137が1立方メートルあたり30ベクレルが濃度限度の目安として示されております。
災害廃棄物処理を実施している施設の排ガスモニタリング結果では、放射性セシウムの放射能濃度は、42施設中40施設で不検出となっており、最大でも1立方あたり2.9ベクレル(セシウム134とセシウム137の合計)であり、排ガス処理設備が十分機能していることが確認されており、周辺への影響はないものと考えております。
山下 放射性物質が飛散するのではないか
答弁 本市の溶融炉で、がれき処理をした場合の放射性物質の排出についてでありますが、実際に処理を行っておりませんので、具体的にお答えはできませんが、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」で示されているモニタリング結果や、災害廃
棄物処理を実施している施設の実証結果では、バグフィルターや触媒脱硝装置等を組み合わせることにより、99.9%から9 9.99%の除去効率があることが確認されております。
また、本市と同様の溶融処理を行っている他施設におきましても、飛灰及び溶融スラグ、メタルとも、国の基準値を大幅に下回る結果となっております。
次に、炉本体への影響については、ダイオキシン類や重金属類などの有害物質と同様に、通常の処理を行うこととなります。
山下 3炉すべての炉が放射能で汚染されることのないように1炉に限定すべきだ
答弁 溶融炉の運転計画は、溶融炉などの主要設備の定期点検に伴う停止時期も考慮し、日々搬入されるごみを適正に処理できるよう計画しており、炉を限定した操業は難しいものと考えております。
山下 今後のがれき処理についてどのように進んでいくのか
答弁 国において、広域処理における安全性の考え方等について検討され、8月11日付けで「災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」が策定され、その後、放射能物質に係る調査結果や再生利用を含めた広域処理の安全陛の考え方等が追加され、本ガイ
ドラインの一部が改正されたものです。
一方、大阪府におきまして、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」に基づき、大阪府の広域処理指針の策定に向けて、11月末現在で4回の検討会議が開催されております。
本市といたしましては、国・府の考え方を踏まえたうえで、市民の健康と安全・安心を基本に、結論を得てまいりたいと考えております。
また、本市独自での研究会の実施につきましては、国・府におきまして専門家を含めた検討会が設置され議論がされているところであり、その動向を注視してまいりたいと考えておりますので、実施する考えはありません。
●12月、1月、2月と3・11の東京電力原発事故に合わせて脱原発署名を行います。
ご参加いただければありがたいです。
◆実施日
・12月11日(日) 午後1時~2時 阪急茨木市駅東口
・1月11日(水) 午後6時~7時 阪急茨木市駅東口
・2月11日(土) 午後1時~2時 阪急茨木市駅東口
≪被爆地福島の今を伝える地元紙など≫
福島民報 福島民友新聞 いわき民報
≪これまでの福島原発関連情報≫
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
山下HP・「お元気ですか」 今日も元気だ のぼりラン のぼりラン備忘録
下記のblogランキングに参加しています。(←1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの1クリックが山ちゃんの元気になります。
にほんブログ村
早朝「脱原発でいこう」のアピールのぼりを持って4駅を走ってきました。いいお天気と通勤や通学、登校中の皆さんと気持ちのいい挨拶、のぼり4駅アピールランは楽しかったです。
市議会本会議で昼から質問。5項目を4項目に絞りました。以下はその一つです。
放射能汚染されたがれき搬入、焼却に関する質問内容は昨日のブログをご覧ください。今日は答弁中心にまとめました。
山下 がれき処理は本来、東電や国の責任だ。自治体に押し付けるのはおかしい。
答弁 未曾有の規模で起きたこの度の震災は、膨大な量の損壊家屋等の廃棄物が発生しており、被災地の復旧・復興のためには、災害廃棄物の迅速な撤去・処理が大前提でありますことから、全国的な広域処理は必要と認識しております。
本市といたしましては、国・府の考え方を踏まえたうえで、市民の健康と安全・安心を基本に、結論を得てまいりたいと考えております。
山下 本市の環境基本条例からいっても環境悪化につながる災害廃棄物の処理はおかしい。
答弁 国が示すガイドラインや他都県での実証例から想定いたしますと、環境基本条例の趣旨である環境を害するものではないと考えております。
山下 放射能汚染廃棄物に関する本市の処理基準はあるのか。焼却によって放射線量が高くなることをどう考えているのか。周辺へは何の影響もないのか
答弁 廃棄物処理施設から排出される、放射性物質に関する基準値はありませんが、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」で原子力安全委員会から出された安全確保のための考え方において、排ガス中のセシウム134が1立方メートルあたり20ベクレル、セシウム137が1立方メートルあたり30ベクレルが濃度限度の目安として示されております。
災害廃棄物処理を実施している施設の排ガスモニタリング結果では、放射性セシウムの放射能濃度は、42施設中40施設で不検出となっており、最大でも1立方あたり2.9ベクレル(セシウム134とセシウム137の合計)であり、排ガス処理設備が十分機能していることが確認されており、周辺への影響はないものと考えております。
山下 放射性物質が飛散するのではないか
答弁 本市の溶融炉で、がれき処理をした場合の放射性物質の排出についてでありますが、実際に処理を行っておりませんので、具体的にお答えはできませんが、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」で示されているモニタリング結果や、災害廃
棄物処理を実施している施設の実証結果では、バグフィルターや触媒脱硝装置等を組み合わせることにより、99.9%から9 9.99%の除去効率があることが確認されております。
また、本市と同様の溶融処理を行っている他施設におきましても、飛灰及び溶融スラグ、メタルとも、国の基準値を大幅に下回る結果となっております。
次に、炉本体への影響については、ダイオキシン類や重金属類などの有害物質と同様に、通常の処理を行うこととなります。
山下 3炉すべての炉が放射能で汚染されることのないように1炉に限定すべきだ
答弁 溶融炉の運転計画は、溶融炉などの主要設備の定期点検に伴う停止時期も考慮し、日々搬入されるごみを適正に処理できるよう計画しており、炉を限定した操業は難しいものと考えております。
山下 今後のがれき処理についてどのように進んでいくのか
答弁 国において、広域処理における安全性の考え方等について検討され、8月11日付けで「災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」が策定され、その後、放射能物質に係る調査結果や再生利用を含めた広域処理の安全陛の考え方等が追加され、本ガイ
ドラインの一部が改正されたものです。
一方、大阪府におきまして、「国の災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」に基づき、大阪府の広域処理指針の策定に向けて、11月末現在で4回の検討会議が開催されております。
本市といたしましては、国・府の考え方を踏まえたうえで、市民の健康と安全・安心を基本に、結論を得てまいりたいと考えております。
また、本市独自での研究会の実施につきましては、国・府におきまして専門家を含めた検討会が設置され議論がされているところであり、その動向を注視してまいりたいと考えておりますので、実施する考えはありません。
●12月、1月、2月と3・11の東京電力原発事故に合わせて脱原発署名を行います。
ご参加いただければありがたいです。
◆実施日
・12月11日(日) 午後1時~2時 阪急茨木市駅東口
・1月11日(水) 午後6時~7時 阪急茨木市駅東口
・2月11日(土) 午後1時~2時 阪急茨木市駅東口
≪被爆地福島の今を伝える地元紙など≫
福島民報 福島民友新聞 いわき民報
≪これまでの福島原発関連情報≫
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
山下HP・「お元気ですか」 今日も元気だ のぼりラン のぼりラン備忘録
下記のblogランキングに参加しています。(←1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの1クリックが山ちゃんの元気になります。
にほんブログ村