がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

3号機 震災10日後、2度目の溶融の可能性・・・全燃料溶融?

2011年08月09日 | 原発
来月行われる日本原子力学会で発表される内容を要約すると

 3号機は、炉内への注水が始まった3月13日午前9時25分まで約6時間以上空だきになり、

14日午前11時ごろには原子炉建屋で大規模な水素爆発が発生。炉心が溶融し、圧力容器の底に

落ちたと考えられている。

3号機の炉内への注水が始まった3月13日午前9時25分まで約6時間以上空だきになり、


東電の公表データによると、3号機炉内への1日あたりの注水量はその後、20日までは300トン

以上を保っていた。燃料は冷えて固まったとみられる。

ところが、注入できた量は21~23日に約24トン、24日は約69トンに激減した。

圧力容器の圧力が高まり、水が入りにくくなった可能性がある。

この量は炉内の核燃料の発熱(崩壊熱)を除去するのに必要な水量の11~32%しかない。

1日もあれば全体が再び溶ける高温に達する計算になるという。


これに対して、東電は、計測器の信頼性について、疑問を呈している。

今後、原子力学会で発表されれば、更に内容が精査できるので楽しみだ。

現段階では、ひとつの検証結果として受け止めなければいけないのだろうが、原子炉底部で

再溶融が発生したと過程すると、メルトスルーの可能性が、一段と高くなる・・・



現在の3号機は、原子炉底部で120度強の温度である程度安定しているので、再臨界による

再爆発等の心配は殆ど無い。

事故当時のデータは、膨大な量になるためなのか、一般に公開されていないのが残念だ。

東電は、解析出来ていないとしているが、そんな事はないはずなのだが・・・

今、やらなければいけないことは燃料の状態確認なのだ。

なぜなら、今後の原子炉の安定冷却の為の作業内容の見直しが必要になる可能性があるからだ!

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