自己正常化への道 対人恐怖症、視線恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症が治った男のブログ

対人恐怖症・視線恐怖症が治った男のブログ。超腕利き心理セラピスト岩波英知先生(ありがとう!)の自己正常化プログラム体験記

神経症=体が堅い人は今が勝負 堅かった時の体験

2009-11-06 | 神経症、強い心の悩みの経験

そもそも悩む人は体が堅いです。緊張状態、戦闘状態、常時防衛体制で生きてきたのだから当たり前です。
それに自己防衛本能が普通の人の何百倍も高まっているし。

べろべろに緩んでいる人が集団でいても、最初からそうだったわけじゃないです。
緩んでいる人はやっぱり努力を経て、ある時からべろべろに緩むようになったわけです。
それを見ると悩む人はすぐ「どうせ私は・・・・・」と自分だけ例外扱いして(一種の甘えかな)、焦ったり落ち込んだりするんだけど、みんな同じ条件なんです。
最初はストレッチをやっても呼吸をやっても元が元だったから成果があがらないかもしれないけど、やって損は絶対ないので続けてください。
だから、人といちいち比較しないで、目の前のことに頑張ってください。
人の弛み具合を見て、「私も頑張ろう」と思える人は前向きですし、効果が出るのも早いと思う。

ストレッチ運動、呼吸の積み重ねがメインだけど、岩波先生から言われたことをしっかりやった人は確実に緩んでます。
これは僕が参加したグループでのプログラムで見聞きしたので間違いないところだし、僕の体験もそうでした。
あともう一つ言えば「自己防衛本能」が強すぎる人は、肝心な時に(例えば体が緩めば嬉しい状態なのに、それが嫌で防衛して緊張させてしまう)ゆるみきれないものがあるそうです。
僕ももっともっと緩みたいのに、弛みを許さない自分が存在しているのを感じてきたので、確かにそれもあると思います。
緩むことが恐怖、不安になるってことは、それだけトラウマやルーツにひどく毒素がたまっているとの裏返しです。
緩んでもいい、すべて開放して身を任せよう、どうなってもいいという気持に少しでもなれれば、その壁を突破できたので、参考にしてください。

僕も社会不安障害、対人恐怖症、視線恐怖症で体が固まりまくっていました。
心が緊張すると、確実に体も堅くなる。
視線緊張がひどかったから、とくに目が疲れて、その疲労、緊張が頭の固さにつながってました。そうなると頭が重いし、痛くなることもあったし、体調面でも快適なことはなかったです。
それがずっと続くと、緩む感覚すら忘れてしまう。
僕は体が硬直して生きてきたから、逆にあんま自覚症状がなくて、はじめて先生によって緩ませてもらった時に、自分の堅さに気づかされました。
その落差たるや恐ろしいくらいあったし、怖いことだなと思った。
岩波先生は体の堅さや、負荷を与えた後の緩むスピードで、どんな人生を送ってきたか、どんな日常を送っているのか手に取るようにわかるとのこと。
それぐらい人の心理と体は密接に関連してるんですね!

そんな僕がべろべろに緩むようになったのは、なんといっても呼吸法でした。
あと悩みがなくなっていったのもあるけれど、最初に体が緩んでから、悩みも減って、それがいい具合にさらに緩みにつながった感じ。
呼吸法はつよいやり方では体が固まるけれど、やっている時はそれはそれでいいです。
その後開放された感覚を味わう時に、弛みを実感してください。
それで体の弛みも作れていくはず。
ゆっくりの呼吸はいわずもがな、それそものもが体を芯から緩めてくれる。

体が堅いから呼吸ができないと宣う人ほど、途中であきらめている感じかな。
そこを越えて更に積み重ねていけば、必ず緩んできます。
満足に息を吐けないのは当たり前です。焦らないでください。
ストレッチや体を温めた後(お風呂や運動)にやるといいです。

ここで重要な考え方、取り組み方があります。
僕がこれに乗っ取って呼吸法をやり始めてから成果があがり始めたんで、参考にして下さい。

「体が堅くても、柔らかくならなくても、とにかく呼吸法をやる!」この気持は重要だったな~
何が重要かというと、結果にこだわらず呼吸法に励むこと。それが体を緩ませ、深いトランスを経験し、暗示が染みこむ考え方です。
きついから呼吸ができない、とやめるよりも、続かなくてもとにかくやろう!という熱意がすべての固さを融解させる!

熱意ってとても重要です。惰性が一番いけない。
一時期でも、結果を度外視した熱意を持った人が必ず体の緩みを獲得してます。

時間が取れないという人もいるが、絶対時間はあるはず。
1時間無理だったら、15分でもいいから呼吸法に取り組む。時間がある人ほど惰性に入りやすいから、時間が制限されている人ほど熱意をもって取り組みやすい。
だから、時間があるなし、体の固さなんかまったく関係ない! 
取り組む時の精神状態だけが成果をあげる。経験から強く言い切れます。


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