先日、葛飾北斎の『富嶽三十六景』を鑑賞してからというもの、江戸時代を勉強しだし、その流れから世界史へ飛び火(^.^).
高校時代、なんと、地理と政経をとってたもんで、日本史、世界史から逃げてて、大後悔!でも、お陰で?新鮮!
絵画つながりでルネサンスへ及び、ルネッサンスならダ・ビンチでしょ、ということでネットサーフィンしていると、鳴門に“大塚国際美術館”という美術館があることに巡り合い、その理念がめちゃ行けてたので、急遽行ってきた.
ちなみにルネッサンス、文芸復古という意味ですが、「何の文芸が復古したか」ご存知?
鳴門じゃぁ.車で3.5時間.ふぅ.
大塚製薬工場.
まさに大塚製薬門前町だ.
急きょ旅館予約.“民宿 鳴門”.ご主人は全く愛想がなかったが、造りは無駄がなく、お部屋、廊下のお掃除は貫壁で、お香も炊いてあって、ベリーグー!
一泊朝食付きで、なんと、よぉんせんはっぴゃくえん! 4,800円!
夜は、山川出版社の世界史図録を眺めながら、ヤッコ豆腐とサラダとビールったい.この図録、鳴門の本屋で急きょ購入したもの.
予習ったい.
朝食.いつものように3杯飯食っちゃった.
こんな旅館.
8時20分出発.美術館開館は9時半.
それまでの間に、鳴門大橋を渡ってぇ、
じゃのひれオートキャンプ場視察.このキャンプ場、海上釣り堀もあって、前からどんな所か一回見学してみよーと思っていたのだった.
その2.
で、大塚美術館の駐車場.ちょっと離れてて、
バスで移動.ほんの2分.
大塚国際美術館正門.この美術館、山を掘り込んで造ってある.建築としても面白い.
入場料は、3,240円.ちょっと高い.
世界の名だたる名画、千余点が写真転写され、実物大で陶板に焼かれ、以降2千年以上色褪せなく、完全な形で残る、という史物保存としての美術館、というコンセプトらしい.
玄関の道を挟んで正面に、大塚製薬のいわゆる迎賓館ということで、“潮騒荘”.見学もできるというが、そんな時間余らなかった.
さぁ、正門からエレベーターで上がって、受付済んだら、“システィーナ礼拝堂”が実物大でドーン.環境展示と言って、実物大で再現するやり方だそう.
すごい( Д ) ⊙ ⊙ !!
小型タブレットで音声ガイダンスもある.“サン・ピエトロ大聖堂”が動画で映る.
おー、教科書の挿絵で見たことあるぜぇ.
“アダムの創造”、“ノアの箱舟”
“ビーナスの誕生”
“春のビーナス”
30人程度のヒトを連れて、2時間の館内ツアーが刻々と出発していて、 私もそれに乗っかった.効率よく観て回れ、学芸員の解説も興味深く聴くことができる.
館があまりにも広いため、最初は一人で回らない方が良いと思う.
“モナ・リザ”
近接観察可能.
おまけに触って良い、写真撮って良い.本物じゃぁあり得ない!
“最後の晩餐”.1977年の修復前.
修復後.これを見よ!こんな記念写真、本物を前に撮れるわけない!
もはや修復前の本物なんてないわけだから、修復前の絵がみられるのは世界でもここだけ、ということになる.
それも修復前と修復後が、部屋の壁に対面して展示してある.資料館として大変貴重.
“ゲルニカ”
で、なんと午後4時.まだいたかったけど今から広島まで帰って、明日もお仕事だから….
この私が美術館に7時間半いた!ビックリだ( Д ) ⊙ ⊙ !!
「魔女をテーマにした絵」、「バラをテーマにした絵」、「実は怖い絵」など、サブツアーも時節で替わっていくらしい.
また来たい.
陶板のお土産、もちろんお買い上げ.4枚.
懐かしのボンカレー.
ノスタルジックに食べました.
もはやあまり美味しいとは思いませんでしたけど…(^^;