ふうせん

ふうせん！
ふわふわ。ふわふわ。
わ～～～い♪


子供はなんでそんなに風船に惹かれるのかな。。。

たっくんが小さい頃、
子供の日のイベントで隣町の公園に行った時の事。
「先着○名様まで風船さしあげます！」の列に並び、お気に入りの色ゲット！！
大喜びのにこにこたっくん。
かき氷も美味しそう。
椅子に座って、かき氷食べようとした瞬間、
たっくんの手から風船が高く飛んでいった。
みるみるうちに空遠く、ちっちゃくなった。
わ～～～ん。大泣き。
泣きながらかき氷、平らげた。
それでも、大粒の涙。
噴水も、水遊びも、イベント催しも、どうでもいい。
ただただ、あの風船が欲しい。
ふうせんの列はもう無くなっていた。
新しい風船は　もらえない。
もう帰ろうと駐車場に行くと、駐車場近くのレストラン入口に３つ風船が飾りでついていた。
少ししぼんでいて、風でグルグル舞って３つがからみあっていた。
涙たっくん、そこから動こうとしない。
仕方がないので、昼休憩中のレストランにお願いしてみようとしたら、
中から、元気のいいお姉さんが出てきた。
お姉さんは、そのお店で夜演奏するバンド関係の人だったけど、
お店の人に話してくれて、グルグルにからみあった風船のひもを時間をかけてほどいてくれた。
１つ手渡されたとき、ホッとしたようなたっくん。
涙は消えた。

でもね、翌日さらにしぼんだ風船、ほったらかしなんだよね。
あんなに欲しがったのに。。。


風船は魅力的。
みんなが持ってると、欲しくなっちゃうのかな～。