古市 眞
診療局長/脳神経外科部長
ー略ー
2.血栓溶解療法・血行再建術
脳梗塞は突然に半身が麻痺したり、言葉が喋れなくなったり、意識が低下します。
血栓溶解薬(t-PA)の静注治療は発症から4.5時間以内にのみ実施可能です。
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芸能界加山雄三さん桂三金さんで長嶋さんオシムさん発症続出 脳卒中の明暗を分ける「3つの条件」とは2019年11月16日日刊ゲンダイヘルスケア
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/8a8aafb9b8b7955863160f5c8d15e149
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/8a8aafb9b8b7955863160f5c8d15e149
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近年、血栓を回収除去する特殊なカテーテル(トレボ・ソリティア・ペナンブラ)を用いた血行再建治療が可能になりました。
この方法では発症から8時間までの急性期のみに治療ができます。
発症から8時間以内の患者さんですぐに治療ができれば、約50%近くの人は、重症な脳梗塞にならずに救うことができる可能性があるため、当科では積極的に治療して、急性期脳梗塞の患者さんを助けています。
県内でも限られた施設でのみ治療が可能であり、当科では2013年から導入しています。2017年は22件でしたが、埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワークが運用されてから毎年症例数が増えており、2020年は53件に血行再建治療を行いました。
ー略ー
川口市立医療センター
所在地:〒333-0833 埼玉県川口市西新井宿180
048-287-2525(代表)
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