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ミウラ折りとは#ミウラ折りの技術は宇宙でも大活躍

2023-12-21 16:51:23 | 連絡
“ミウラ折り”は三浦公亮先生が考案した宇宙構造工学の研究に基づく、
小さな力で大きく開く折りの技術のことです。
この研究開発によりさまざまな商品が「ミウラ折り」として実用化され、
日々活用され続けています。

〇折り線がジグザグ、折り目が重ならない
通常の折りは、直線・直角に折れています。
「ミウラ折り」は折り線がジグザグでひとつひとつが平行四辺形になります。
ジグザグになることで折り目が重ならなくなり、開閉時に紙に負担がなく、破けにくくなります。
この技術を商業利用として開発し、現在は会社案内・商品カタログ・MAP・観光情報・レジャーシート・サンシェードなど多角的に実用化が進み、世の中に貢献できるようになりました。
〇ミウラ折りの技術は宇宙でも大活躍
1994年に打ち上げられた「宇宙実験・観測フライヤ」で太陽光パネルの開閉にミウラ折りが採用され、見事に成功しました。
宇宙実験・観測フリーフライヤ(英語: Space Flyer Unit、SFU)は、科学技術庁宇宙開発事業団 (NASDA) 、文部省宇宙科学研究所 (ISAS)、通商産業省新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 、無人宇宙実験システム研究開発機構 (USEF) が共同で開発した回収・再利用可能な宇宙実験・観測システムである。
現在は東京上野の国立科学博物館にて展示公開されている。

2005年ハーバード大学の研究チームによって、蝶の羽化前の羽など、自然界にも「ミウラ折り」が存在することが突き止められました。
セイヨウシデの若葉など、木の葉などが、芽の状態の時にはミウラ折り状に折りたたまれております。
自然界でも少ないエネルギーで効率よく開ける形がミウラ折りと同じ構造と考えらています。
〇三浦公亮先生からのごあいさつ
「ミウラ折り」は、多角的な視点から
広がりを見せております。
宇宙の展開構造物、折り紙、地図、マイクロメディア、生物学との関係も取り上げられております。
「ミウラ折り」についての情報をより多くの方に提供すべく、情報拠点として提供できればと考えております。
  • 標準的な知識を提供すること
    「ミウラ折り」は非常に多くの情報がWEBに存在しますが、それらの情報を標準的な知識として提供していきます。

  • 「ミウラ折り」の文献は、広い分野に分散しています。特に古い文献は、ミウラ折りという通称では検索できないこともあり、検索も入手も困難でした。今後はこの情報も提供できるように考えております。
  • 関連する製品や設計について、情報を提供すること
    「ミウラ折り」の新しい製品化や新しいアイディアに対し、知識や研究成果を提供できると考えております。さらに、関心のある方々のご協力により、魅力あるサイトに作り上げたいと存じます。
三浦 公亮Kouryou Miura
1930年東京生まれ(93歳) 東京大学工学部卒業
東京大学宇宙航空研究所、文部科学省宇宙科学研究所で宇宙構造工学を研究。
数多くの人工衛星・惑星の開発設計に関り、新しい宇宙構造物の発明と宇宙での構築を実現し「宇宙の建築家」と呼ばれる。









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