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衆院選へ世耕氏「戦車に竹やりで向かう」 二階氏側「圧勝めざす」 保守分裂の和歌山2区#2024/10/9 #秋山 紀浩

2024-10-14 17:07:01 | 連絡
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秋山 紀浩
大阪編集局報道本部社会・文化ユニット記者
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衆院が9日解散され、衆院選(15日公示、27日投開票)を巡る選挙戦が事実上、始まった。
衆院小選挙区の「10増10減」に伴い、新たな区割りとなった和歌山2区は、自民党が、今期で引退した二階俊博元幹事長の三男、二階伸康氏(46)を擁立。
派閥パーティー収入不記載事件を受けて離党した元経済産業相の世耕弘成参院議員(61)が無所属で立候補して対決する保守分裂の構図だ。
両陣営は早くも火花を散らしている。
■「聞いていない」と吐き捨て
「そんなことは聞いていない」
国会内で9日、記者団の質問に答えていた二階元幹事長は、世耕氏について問われると、こう吐き捨てて立ち去った。
伸康氏を支援する地元議員は「選挙区内のほとんどの首長は、こちらに付いている。
党の公認を受けているのはわれわれであり、圧倒的な勝利を目指したい」と述べた。
陣営では党和歌山県連や地元首長、議員らが組織的に活動。
建設業や農業などの業界団体に推薦状を依頼するほか、各地で集会を開いて後援会への入会依頼を急ピッチで進めている。
二階元幹事長の後継とはいえ、伸康氏の知名度は高くない。
区割り変更で県内の小選挙区が3から2に減り、2区は二階元幹事長の地盤と、そうでない地域が含まれる。
陣営関係者は「今まで小選挙区で『二階』と書いたことのない地域の人に、幅広く支持を呼び掛けたい」としている。
■離党で裸一貫に
一方、世耕氏は9日、国会内で記者団に「戦車に竹やりで向かっていくような選挙だ」と述べ、「二階ブランド」との戦いに気を引き締めた。
戦い方については「応援弁士も来ないだろう。みかん箱の上に立って、一人でしっかり頑張っていきたい」と強調した。
厳しい認識の背景には不記載事件がある。
世耕氏は「和歌山の皆さんに大変恥ずかしい思いをさせた。
心からおわびしたい」と陳謝した。
参院議員5期目の世耕氏は安倍晋三元首相の側近として経産相のほか、官房副長官や自民党参院幹事長といった要職を歴任した経験と知名度が強みだ。
「政権のど真ん中で仕事をしてきた。離党して裸一貫になったが、経験を生かして『もう一回働け』と言っていただけるか、耳を傾けたい」と語った。
 ■「二分する戦い、つらい」
選挙の結果がどうなろうとも、遺恨は避けられそうにない。
ある議員は「これまで『衆院は二階、参院は世耕』と呼びかけてきただけに、こういった形で和歌山を二分する戦いになるのは正直つらい」と吐露した。
和歌山2区では、ほかに立憲民主党が和歌山市議の新古祐子氏(52)を、共産党が元県議の楠本文郎氏(70)をそれぞれ擁立し、元総務省職員の本間奈々氏(55)も無所属で出馬する予定。(秋山紀浩)
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