LIA(Little Ice Age:小氷河期)時代にはイギリスでは温度計による気象観測があったが、MWP(中世の温暖期)の時代にはなかった。
C14測定法、年輪、植物等の観測記録などの証拠より、中世の一時期は現在より温暖だった可能性がある。[3]。
しかし当時の地球全体の平均気温が、現在より高かったと断定できるほどの証拠ではないとする資料もある。[3]
(IPCC報告書における中世温暖期と小氷期の記述#2007年報告書(AR4:IPCC第4次評価報告書)も参照)。
- 温暖な現在でも氷床に覆われているグリーンランドは当時は氷床がなく、文字通り緑に覆われた島でありヴァイキングの植民地があった [6]。[要検証 – ノート]
- 現在のイギリスではごく小規模なブドウ園しかなくワインはほとんど生産されていないが、中世の温暖期だった11世紀〜13世紀にはイングランド中にかなり大規模なブドウ園が存在し、ワインの生産が盛んであった(後に来る小氷河期の低温によりブドウ園は全滅)[7]。[要検証 – ノート]
- 青森県の八戸藩飢饉一千年小史によると、この資料には過去1300年くらいの災害や飢饉の記録があるが、874年から1229年までの357年間にはなぜか飢饉・凶作の記録がない [8]。
- 同じ平安時代西日本では大旱魃で飢饉が頻発している。
- さらに屋久島の年輪の記録からも中世の温暖期の痕跡が読み取れる [9]。
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%B8%96%E3%81%AE%E6%B8%A9%E6%9A%96%E6%9C%9F
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