護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年6月24日・日曜日  今日のテレビ番組から

2007年06月24日 15時28分52秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年6月24日・日曜日  今日のテレビ番組から

 久しぶりに民主党の小沢党首がサンデーフロジェクトに登場していた。

 内容を聞くと、私の持論と全く同じようだ。彼の考えを党の政治家全員が理解をしてマスメディアで同じことを言えば、国民は民主党に理解を示すのではないかと思った。

 自民党や評論家と称する人々は民主党は自民党の法案に反対するのみで対案を出さないと言っている。それに対して小沢党首は私たちは対案を出しているが,貴方たちが自民党の方ばかり目を向けて、民主党の考えを伝えていない。自民党が出した法案の中には民主党が出したものが含まれていても、メディアでは自民党が作った法案になってしまっている。

 私は、自民のメルマガも民主のメルマガも創刊号から送ってもらっているのでそれを見比べると、メディアは自民党に加担しているとしか思えないと感じることもあった。

 社保庁問題でも、彼の前に出演した中川自民党幹事長は社保庁関係者は全員解雇だと言っていた。私は現実としてはこれは難しく参議院戦向けてのパフォーマンスとしか聞こえなかった。

 これに対して小沢氏は全員解雇といわなかったので、司会者の田原もパネラーの中からもそれに対して異論を唱えていた。

 社保庁には多くの職員が働いている。自民党は、民主党の支持団体の官公労が悪いのだから今回のような不祥事が起こったと民主党に責任の転嫁をしている。確かにそうとも言えるが、悪いのは官公労の執行部と彼等を使いこなせなかったキャリア組だと思う。
 全く不真面目な者ばかりではなく、真面目に働こうとしている職員は沢山いるのではないか。其れらをいっぱ一からげて首にするのは、政治家を含めいて上層部が責任逃れをしていると思う。

 話は飛躍するが、今日の時事放談に出ていた元総理の森氏が漏らした一言を聞くと社保庁内にも真面目な人物が居るという証拠になると思うのである。
 その発言を聞き取って書いてみると、(この映像はmpgファイルで保存しています)

「ただ長妻さんがあの資料をどこから持って来るのかな、どこから手に入れるのかな、と考えると社会保険庁から出したのだろうけど、それを出すことが楽しみ(一部音声を何度繰り返し聞いても一部分意味不明)特定の政党や政治家に出すことがどうなんだろうかな。自分でしらべた、調べたとおっしゃっているけれども時々ああいうことがあるのだけれども」

と社会保険庁からの資料の流失に対して不快感を示していた。

 考えてみよう。社会保険庁の職員の中には今の社保庁の仕組みと不正を快く思っていない人物が存在している証明である。其れでないと黒塗りをしていない資料が外に出る事はないと思うのである。

 森氏の発言を私が解釈すれば、官僚は政治家にでも正式な文書は見せることは相成らんと言うことなのだ。

 先日、奇しくも与野党の議員がテレビ番組の中で、官僚は私たちが資料の提出を依頼しても持ってこない。野党議員の一人は煩くいうと黒塗りで何か分からないものを持ってくると言っていた。

 昨日の大阪の映像から取り込んだ黒塗り政務調査費の領収書を張り込んでおくが、社会保険庁から持ってくる資料も、これと同じく酷いときは真黒になったやつを持ってくると言っていて見せていた。

      
 これをどう解釈すれば良いのか、行政側としたら見せたくないものがあるということなのだ。

 戦時中の軍隊では秘密必要だろう。安保条約でも政府は隠しているが秘密はたくさんあると思う。しかし国政での秘密が必要なのだろうか。
 秘密が必要とするならば特別会計や天下りで、国民から取り上げた税金で私腹を太らしている連中だろう。

 政治家に黒塗りの資料を渡すような国家は正常な国家とはいえるだろうか。

 偉そうなことは言えないが、官僚の背中におんぶして貰わなければ政治家としてやっていけない政治家ばかりが多い日本は情けない。

 今日の番組を見て感じたことを書いてみた。