風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

氷雪の風景 その1 2012

2017-02-02 | 滋賀県
 出たり入ったりで恥ずかしいのでごあいさつしませんが、復帰しました(^^;)。
 手術前に比べ14kg減った体重と体力、そして回数は減ったものの長引く下痢はまだまだ回復しませんが、気力というか気分のほうはパソコンの前へ座って、ブログを始めようかというくらいには回復してきました。
 ほとんどベッドばかりの生活から、パソコン前の机へシフト変更です。
 もとより新たに写真は撮りに行けそうもないので、旧作ながら比較的新しい写真ばかりで「氷雪の風景」と題して、構成してみました。
 見たこともある写真もいくつかあるでしょうが、ご容赦ください。
 まずは、2012年の写真からです。

①2012年2月中旬、滋賀県高島市マキノ町。
 メタセコイア並木。




















⑧2012年3月初旬、福島県裏磐梯秋元湖。


⑨毘沙門沼。








⑫桧原湖。


⑬ワカサギ釣り用のテントが散在する。


⑭磐梯山。


⑮小野川湖。





⑰曾原湖。




マキノ メタセコイア並木 雪景色 2012

2016-02-14 | 滋賀県
 滋賀県高島市マキノ町のメタセコイア並木です。
 マキノ町のほぼまっすぐな県道沿いに、約500本のメタセコイアが2.4kmにわたって続いています。
 左右対称、遠近法の画面そのままのような並木道です。
 雪が降れば、ヨーロッパの並木道のような洗練された雰囲気がより一層漂う道です。
 少し古い2012年2月19日、朝8時10分から約1時間の撮影です。
 写真だけご覧ください。












































 自宅からマキノへ向かう途中の道で、雪の影響などのため何度も渋滞があり、着くのが予定より1時間近くも遅れてしまいました。
 日が照ったり風が吹いたりして、枝から雪が落ちるのを心配していたのですが、撮影中はなんとか持ちこたえてくれました。

湖北・夕景 2016 その5

2016-02-13 | 滋賀県
 滋賀県長浜市の湖北野鳥センター付近です。
 湖北夕景も今回が最後です。
 落日後までご覧ください。

①~④水鳥たちの一日も無事終わろうとしています。
 犬、猫、イタチなどの動物やオオワシやオオタカなどの猛禽類からも身を守れることができました。
 一日の最後の食事も終え、湖面の一画に身を寄せ合ってやすらぎのひとときを過ごしています。












⑤湖の上の空は広く、薄雲は茜色に染まっています。


⑥⑦落日です。




⑧~⑬しばらくは不思議な静けさが漂ってます。
 水鳥も残照の中、その静けさにひたっているようです。















⑬湖愁などということばも浮かんできます。


⑭~⑰風が冷たくなってきました。
 ほかの皆さんは日が沈むと、次々に帰って行きます。
 未練がましく佇んでいましたが、空のもうひと焼けがありません。
 最後まで残っているひとりの方に声をかけて、帰途につきました。












 湖北夕景もまた長々と続けてしまいました。
 お付き合いいただき、ありがとうございました。
 

湖北・夕景 2016 その4

2016-02-12 | 滋賀県
 滋賀県長浜市の湖北野鳥センター付近です。
 
①竹生島の右側にまもなく日は沈もうとしています。


②着水してからもまだ、場所を移動するコハクチョウもいます。


③~⑤ペアのコハクチョウが金色に輝く湖面を仲良く泳いでいます。






⑤200mmに2倍のテレコンバーターをつけてもこのくらいしか寄っていけません。


⑥カモの群れも帰ってきたようです。


⑦左手の島の上空ではまだ帰ってくるコハクチョウの群れがあります。


⑧~⑮以下、写真だけご覧ください。
























 太陽は滋賀、福井、京都の3府県の境付近の山に沈もうとしています。
 湖北野鳥センターの資料によると、1月末日現在、コハクチョウは湖北で345羽と、昨年よりも50羽以上少ない状況です。

 明日は、最終回その5です。

湖北・夕景 2016 その3

2016-02-11 | 滋賀県
 滋賀県長浜市の湖北野鳥センター付近です。
 日が低くなってきました。

①~③空も山も湖も落ち着いた黄金色に染まってきました。
①湖の正面にある檻のようなものは、航路標識の一種です。








④右手の湖面は空の色を映して青色です。


⑤ふと、何だか予感がして背後を振り返ると、コハクチョウが3羽、ねぐらへ帰ってきました。


⑥~⑩ねぐらのまわりを一周して、異常がないか確認しています。


⑦コハクチョウは日輪の中を舞っています。


⑧この湖北の雄大な景観の中を舞っているからこそ、コハクチョウの飛翔は、より生き生きと輝いて見えるのでしょう。








⑪~⑭東の方角から次々にコハクチョウの群れが帰ってきます。
⑪翼が夕日に光っています。











⑮~⑱まわりながらだんだん高度を下げてきて、着水します。












⑲コハクチョウの飛来は一段落しました。
 湖北の風景を特徴づけるヨシの穂が黄金色に輝き、揺れています。


 この湖北ではコハクチョウをねらう人は、少し離れたところにあるビオトープへ行き、この場所でコハクチョウを写す人はほとんどいません。
 この場所でカメラを構えている人はほとんどが夕日ねらいで、鳥の飛翔にはあまり関心がないようです。

 明日はその4です。