風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

ありがとうございました

2019-08-20 | その他
 いせえびの家族のものです。
 いせえびは去る8月12日に永眠いたしました。
 74歳でした。
 生前このブログを通じ自分の写真を見ていただくことそして皆様のブログを拝見できることを最大の楽しみにしていました。
 医師に告げられた余命を1年以上も上回って生きられたのも、このブログのおかげだと思っています。
 机に座るのがやっとの状態でも、パソコンのキーをたたいていた姿を思いだします。
 ご覧いただきました皆様、ご交誼いただきました皆様に、心から感謝を申し上げます。
 なお、本人の遺志により、このブログは当分の間開けておきます。
 ご覧いただければありがたく存じます。
 皆様、ありがとうございました。

お断わりそしてありがとうございました

2019-08-19 | その他
 先日の「ひとりごと」の後、ここから黙って消えて行くことも考えたですが、私のブログをご愛顧いただき、ご交誼いただいた皆様と、このブログへの未練と愛惜から最後にごあいさつを申し上げることになりました
 今、時々襲ってくる痛みや苦しみに耐え、また極めて疲れた状態にあります。
 胃ガンが発見されてから2年6ヶ月、そのときすでにステージ3Cでした。
 ステージ4になってから約2年3月、私はよくがんばったものと思っています。
 しかし今の状態ではこのブログを続けて行くのは困難になりました。
 ブログの掲載はこれまでとさせていただきます。
 私をここまで引っ張ってくれた原動力のひとつがブログです。
 取材し、写真を撮り、調整し、記事を書く(3月以降は以前の写真を構成したものが多くなりましたが)。
 これは相当無理をした、きつい作業だったこともありましたが、私の楽しみであり喜びであり、生きている証しと思って、どんなにつらい日でも毎日続けてきました。
 ブログの向こうに見える、ご覧いただき、楽しんでいただく皆さんのお顔が、私をここまで引っ張っていただきました。
 皆さんのおかげで、私が予想以上に長く生きながらえ、ブログを続けることが出来ました。
 私にとってやはりガンは治らない病気でした。
 ガンは治らない死に直結する病気との恐れを持って、予防と早期発見に努めてください。
 それでも罹ってしまったら、医学、薬学の進歩はめざましいものがあり、ガンは治る可能性もある病気との希望を持って戦ってください。
 皆様、お元気でお過ごしください。
 この記事は私がまだパソコンのキーをたたく余力があったときに、ほとんど作ってあったものです。
 今の私にはコメントをいただいてもご返事を差し上げる力がありません。
 コメント欄は閉じさせていただきます。
 なお私のブログは当面、このままの状態にいたします。
 更新はありませんが引き続き過去の「風景写真」と「音楽」をお楽しみいただければ、こんなうれしいことはありません。

 最後に、以前掲載した「何処(いずこ)へ」を森繁久彌の歌で再びお聴きください。
 作詞松本礼児、作曲、穂口雄右。

何処(いずこ)へ 森繁久彌 <YOUTUBE>から


味覚異常

2019-07-29 | その他
 味覚異常で悩んでいます。
 和菓子、洋菓子、コーヒー、肉、魚、卵、うなぎ、鮨、天ぷら、すべてダメです。
 何ともいえない不味さです。
 果物は夏みかん、ミニトマトだけはやっとのどを通ります。
 当然食欲はなく、食卓へ向かうのがおっくうになります。
 朝は味噌汁のぶっかけ飯。
 昼はラーメンかそばをほんの少し。
 夜はお茶漬けと漬け物。
 栄養補給はもっぱら明治の「エンシュア」(経腸栄養剤)とビタミン剤に頼っています。
 体重は減っているのですが、足のむくみと腹水がたまっているので、むしろ増え続けています。
 1年ほど前の抗ガン剤の副作用が、体調の変化、体力の衰えとともに、ぶり返してきたようです。
 味覚異常は痛い苦しいと言うレベルではないのですが、物を食べられないのはつらいことです。
 

ひとりごと

2019-05-26 | その他
 約1年振りにひとりごとをつぶやきます。
 私のひとりごとは自分のガンに関することです。
 私は一昨年6月、術後わずか半年で胃ガンが腹膜に転移し、進行した腹膜播種で、複数の医師から暗に余名1年以内と告げられました。
 今の主治医からはそのとき、私が強く問うたため「1年も2年も生きた人もいますので、がんばって行きましょう」と言われました。
 そのときは、やはりほとんどの人は1年も生きられないのかと思いましたが、その後、2年も生きた人もいるのかと、希望を持って治療を続けてきました。
 現在、2年たつのに私はこうして、非常にしんどくても楽しみながらパソコンのキーをたたいています。
 医師や看護師も驚くがんばりようだと自分でも思っています。
 抗ガン剤は7種類使い(オプジーボも8回使いましたが効果なしでした)、それにともなうさまざまな副作用やガン本体の痛みと苦しみ、そして精神的な悩みと戦ってきました。
 副作用はきつく、ガンの増殖を防ぐことはできず、また私に合ったそれに続く抗ガン剤がないため、4ヵ月前から抗ガン剤治療を断念しています。
 私のブログは「ガン闘病のブログ」ではないので、昨年以降、体調の悪さや痛みや苦しみを表に出さず「風景写真」や「音楽」を一日も欠かさず、続けてきました。
 今、終末期ガンです。
 時々襲ってくる痛みや苦しみに耐え、また非常に疲れた状態にあります。
 いつかは来るべき状態が来たとの思いと、まだまだとの思いが交錯しています。
 新緑、あやめなどはもちろん、近くの海へ写真を撮りに行くことさえもできず、もどかしい思いをしています。
 そのためどうしても、以前の写真を再構成した「想い出の風景」シリーズばかりになって行きますが、そういう事情のためご了承ください。
 このような状態がいつまで続くか分かりませんが、告げられた余命をすでに倍以上生きているため、しんどくても希望を持ってがんばって行きたいと思っています。
 ブログを続けることは今や私の大きな生きがいであり、喜びであり、また生きている証しでもあります。
 パソコンのキーをたたける限り、ブログを続けて行きたいと思っています。
 当面、以前見た写真も多いかと思われますが「想い出の風景」シリーズを続けてまいりますので、よろしくご覧ください。
 ひとりごとです、聞き流してください。
 なお、勝手ながらこの記事のコメント欄は閉じさせていただきます。
 

庭ではイキシアが咲いています

2019-05-06 | その他
 わが家の庭のあちらこちらにイキシアの花が咲いています。

①イキシアは球根で増えます。


②米粒のようなつぼみを穂状につけ、夜は花を閉じ、日が当たり温度が上がると花が開きます。


③わが家のイキシアは赤と白の2種類です。











⑦トリトニア。











⑪名前不明。








⑭キンセンカ。


⑮アイリス。