風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 摩周湖 北海道

2019-08-21 | 北海道
 北海道阿寒摩周国立公園、摩周湖です。

①第三展望台から。
 摩周湖は深さ211m、火山活動により作られたカルデラ湖です。
 透明度19mは日本一とされています。


②背後の山は摩周岳(カムイヌプリ)(857m)。


③小島はカムイシュ島。
 高さ240mの火山の頂上部分30mだけ、水面上に出ています。


④こちらは第一展望台から。
 摩周岳の火口壁が見えます。


⑤名前不明の花。


⑥猛毒を持っているトリカブト。





⑧摩周ブルーとよばれている水の色。


⑨裏摩周展望台から。


⑩摩周岳が違った山のように見えます。

想い出の風景 サロベツ原生花園 北海道

2019-08-21 | 北海道
 北海道、稚内の南に位置する豊富町のサロベツ原生花園です。
 わが国最北の自然公園、利尻礼文サロベツ国立公園に含まれています。
 ちょうど原生花園が一番華やかに彩られる時期です。

①道道106号を天塩から稚内に向かって走ります。
 道の際はタンポポの花盛り。


②快適な道をしばらく走ると、北緯45度のモニュメントに出会う。
 上空を見上げても、当然、線など走っていません。

 
③サロベツ原生花園。
 黄色いエゾカンゾウ、赤いエゾスカシユリ、白いコバイケイソウが見頃を迎えていました。
 しかしコバイケイソウ以外、思ったより花の密度も種類も少ないようです。
 特にエゾカンゾウはこの年は、花のぐあいが悪かった。
 原生花園の外にはルピナスも咲いています。














⑧稚咲内(わかさかない)海岸からの利尻岳、1721m。
 稚内に向かう道路の左手の車窓には、日本海の上に、意外に近くまた大きく、秀麗な利尻岳が浮かんでいます。
 右手の車窓には湿地や湖沼群が、ミズナラ、トドマツ、シラカバなどの原始砂丘林をはさんで南北に細長くのびて、延々と続いています。


⑨稚内市夕日が丘パーキングからの利尻、礼文の夕焼け。
 太陽は礼文島の北側に沈みました。


想い出の風景 野付半島 北海道

2019-08-21 | 北海道
 北海道の知床半島と根室半島の間に、海老が体を丸めたようなかっこうで根室海峡に突き出しているのが、野付(のつけ)半島です。
 野付半島は全長約26km、わが国最大の砂嘴で、大部分は湿原、砂州、草原で出来ています。
 ドドマツやミズナラなどの樹木が、地盤沈下による海水の浸入と潮風で立ち枯れした、荒涼たる風景が広がっています。
 この写真は保存状態が悪く、画質が劣化していますので、その旨お含み置きください(^^;)。

①半島へ向かう途中の牧場風景。





③トドワラ、ここは学生時代にやってきた。
 以前は立ち枯れの木がもっとあったはずだが、少なくなったのには驚いた。
 時の経過により風化が進み、立ち枯れの木が倒木となる、これはしかたのないことだ。
 上高地の大正池しかり、蓼科の女神湖またしかりだが。








⑥トドワラの中は木道が整備されて、歩きやすくなっている。


⑦これは半島の付け根にあるナラワラと呼ばれるミズナラなどの立ち枯れ。





⑨湿原の向こうには尾岱沼とも呼ばれる野付湾が広がっている。





 野付湾は水深が浅い海で、年に2回夏と秋に、伝統的な白い三角帆の打瀬網漁による、ホッカイシマエビ漁が今も行われています

想い出の風景 富良野市布礼別 北海道

2019-07-14 | 北海道
 北海道富良野市の東部にある布礼別(ふれべつ)地区です。
 大雪山国立公園・十勝岳の南方、南富良野岳の麓に広がる大規模農業地域です。
 ここでは主としてタマネギ、ニンジン、トウモロコシなどが作られています。
 たおやかな南富良野岳の麓に、おだやかで美しい波状形丘陵が続いており、これぞ北海道という風景のひとつです。
 観光客のいない風景を求めてやってきました。
 冬は氷点下30度を下回る寒冷地です。
 写真だけご覧ください。
 










 















 
 美瑛のパッチワークの丘とはまた違った風景です。

想い出の風景 白髭の滝 北海道

2019-07-12 | 北海道
 北海道美瑛町、十勝岳の麓の白金温泉にある白髭の滝です。
 崖の上部からわき出した地下水が滝となって美瑛川に落ちています。
 温泉成分を含むため、青白色の独特の色合いとなっています。
 非常に探勝、というより見物しやすい滝です。






















⑧美瑛川。


 この滝の下流、美瑛川を下ったところに、近年有名になった人造池「青い池」があるようですが、この当時(2006年)はまったく注目されていませんでした。