風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 越前海岸 その2 福井県

2019-08-16 | 北陸
 福井 福井県越前海岸を南下しています。
 今回が最後です。

①福井市八ツ俣町にある白岩というところです。


②まわりはこういう黒か茶色の岩です。


③その中にあって白い岩なので目を引きます。
 平凡な風景ですが、なぜかいつもここで写真を撮ります。


④越前町にある呼鳥門(こちょうもん)です。
 ここは越前海岸最大のビューポイント。
 正面が国道トンネル、右が呼鳥門。


⑤呼鳥門は自然に出来た巨大なトンネル。
 下の道は旧の国道。
 崩壊の恐れがあるため、2002年に新しく国道トンネルが掘られました。
 金網で巻かれていますが、細かい落石があり、現在、人も通行禁止です。


⑥ここでも、ジェット機の白い航跡が西へ向かって伸びて行きます。


⑧海岸に湧く温泉、玉川温泉。


⑩イカ釣りなどの遊漁船。
 今の時期のねらいは昼はマダイや青もの、夜はマイカなどのイカ類とのことです。


⑭高佐漁港。




 
 越前海岸は道も走りやすく、景色のよいところに、適宜駐車場や駐車スペースが設けられており、快適なシーサイドドライブが楽しめます。

想い出の風景 熊川宿 福井県

2019-08-16 | 北陸
福井県 福井県若狭町熊川宿です。
 江戸時代、若狭で捕れた大量の鯖が、小浜から京都へこの町をつらぬく若狭街道を通って運ばれていたため、若狭街道は鯖街道と呼ばれていました。
 熊川宿は江戸から明治にかけての多種多様な建物が混在しながらも、宿場町として一体的な景観を作っているのが評価され、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

①鯖街道は熊川宿を経て、滋賀県の朽木、京都の大原、八瀬を通り出町柳に至る道です。


②最盛期には荷駄を引いた牛馬が1日に千頭も、この道を行き交ったと言われています。


③小浜から京都まで18里、72km。
 小浜で鯖に塩をしてシメると、京都へ着く頃にはほどよい塩加減になっていたそうです。





➄街道に沿って、前川という水路があり、澄み切った水が勢いよく流れています。
 この水は各家で様々な用途に利用されていました。








⑧この看板を見上げていると、家の中から声がかかりました。
 「その看板の字が読めますか」
 「たばこ」
 実は絵を見てから、字を見ているので分かったのですが・・(^^)。
 声をかけてきたおばあさんは売る気はまったくないのですが、お客がなく手持ちぶさたで、何か話がしたいようです。
 店の中へ入り、しばらく立ち話をしました。


⑨私はここは歩いたり、車でゆっくり走ったりも入れると4回目ですが、以前は日曜日ばかりとはいえ、この日は観光客が少ないように思います。
 さっきのおばあさんも言っていました。
 NHKの朝ドラで小浜が紹介された頃がピークで、それ以降は人が少なくなったと。




想い出の風景 越前海岸 福井県

2019-08-15 | 北陸
 福井 福井市の越前海岸、鉾島(ほこじま)です。
 越前海岸の見所のひとつです。

①その名のとおり、柱状節理の岩柱が鉾を立てたように海上に並んでいます。














⑧一家そろって水遊び。
 おじさんは海へ入らず、ずっと監視役。


⑨こちらは鉾島の北に位置する岩場で、島ではなく陸とつながっています。
 ここもすばらしい柱状節理です。





⑬南下すると一転、景色が変わります。
 弁慶の洗濯岩とよばれている岩場です。
 義経一行がここを通りかかったとき、弁慶がこの岩で洗濯をしたとの伝説によります。




想い出の風景 雄島 福井県

2019-08-13 | 北陸
 福井 東尋坊の沖合、北東方向にある雄島です。
 周囲2kmですが、越前海岸では最大の島です。
 島全体がタブの木などの原生林と、安山岩の柱状節理と板状節理の岩板におおわれています。

①~⑧遊覧船で海上からながめた雄島です。






③雄島の風景を代表する柱状節理の岩壁です。


④その形状から蜂の巣とよばれています。














⑨これ以降は陸からの雄島です。
 朱塗りの224mの橋を渡れば雄島です。





⑪見事な柱状節理です。


⑫海岸ではハマゴウの花が咲いています。


⑬遊覧船のかなたは、この後向かう越前海岸です。


⑭板状節理の岩塊が海岸を埋めています。


⑮その上に雄島灯台。


⑯青い空と海、白い雲と岩礁。
 沖縄の海岸にいるようです。


⑰朱塗りの欄干の向こう、夏雲の下は、東尋坊タワーと北陸電力福井発電所の発電施設。


⑱橋のたもとの安島漁港から。


想い出の風景 東尋坊 福井県

2019-08-12 | 北陸
 福井県の越前加賀海岸国定公園の中核をなす、東尋坊、雄島、越前岬などを回ってきました。
 今回は東尋坊です。
 東尋坊とは中世の白山平泉寺に巣くっていた悪僧中の悪僧の名前で、あまりにも悪逆の限りをつくしたため、この断崖から突き落とされたとの伝承が地名となった由来です。

①遠方の島がこの後向かう雄島。





③多くの人々が岩の上を行き交っています。
 東尋坊のいいところのひとつは、事故防止の名で作られた通行止めの鉄柵がなく、もちろん自己責任で、岩場を自由に見て回れ、スリルを味わえるところにあります。


④多くの人がいるところが、大池という不思議な名前でよばれている東尋坊一の高所です。


➄大池は東尋坊を代表する断崖絶壁です。


⑥遊覧船は4隻あります。


⑦東尋坊と雄島をめぐる遊覧船に乗りました。
 朝9時、一番の船です。
 若いお兄さんばかりで、そろいの夏の服装でキビキビした動きをしています。
 船内の案内ガイドも見事です。


⑧順番待ちをしている次の船です。
 この日は10~15分間隔で船は出ています。
 約30分のコースです。





⑩夏休みなので、ひっきりなしに乗船客が訪れます。
 夏の日本海は穏やかな日が多いです。


 予約投稿で記事は数日分作ってありますが、気力、体力の衰えのため、いただいたコメントにご返事をするのはむづかしくなってきました。
 今日からコメント欄を閉じさせていただきます。