風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 真如堂 京都市

2019-08-11 | 京都府
 京都市左京区にある真如堂です。
 正式名は真正極楽寺という天台宗の寺です。
 ここは大昔、この付近に下宿していた友人と、ぶらりと散歩に来たことがあります。
 紅葉期ではなく今と同じような7月中旬でしたが、まったく人の気配がなく静寂そのもののような寺でした。
 紅葉のすばらしさが知れ渡り、その季節は人が多くなりましたが、今の梅雨時は50年前に帰ったかのように、境内はしみじみとした静けさの中にありました。

①真如堂総門。


②木槿(むくげ)の花と三重塔。





④いつも写す構図ですが、これは外せません。





⑥鎌倉地蔵という石の地蔵さんが安置されているお堂。











⑩紅葉期にいつも写す構図です。
 もみじと背後の垂木や肘木などの取り合わせの妙が気に入っています。


想い出の風景 光悦寺 京都市

2019-08-10 | 京都府
 京都市北区鷹ヶ峰、光悦寺です。
 光悦寺は1615年、徳川家康からこの地を与えられた本阿弥光悦が、一族、工匠などを引き連れて移り込み、芸術郷を築いたところです。
 光悦の没後、本阿弥家の位牌堂を寺に改めたものです。
 この寺はありがたいことに開門が8時と早く、一番乗りで入山しました。




②秋の紅葉も見事です。





④茅葺きの鐘楼。


➄これが本堂です。


⑥背後は鷹ヶ峯。


⑦光悦寺垣。










想い出の風景 上賀茂神社 京都市

2019-08-09 | 京都府
 京都市北区にある上賀茂神社です。
 正式名は加茂別雷(かもわけいかづち)神社で、世界文化遺産に登録されています。
 
①一の鳥居。


②この芝生で毎年5月5日に、加茂競馬(くらべうま)が行われます。


③細殿(拝殿)と立砂(たてすな)。


④手水舎のタコの八ちゃんを思わせる吐水口。


➄橋殿(舞殿)。


⑥ならの小川。





⑧明神川に架かる石橋と社家(上賀茂神社の神官の屋敷)の町並み。
 伝統的な景観などが評価され、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。


⑨煎餅などのお店。
 いつも写しますが、私には入りにくいです。





想い出の風景 間人 京都府

2019-08-08 | 京都府
 想い出の風景を10枚以内の写真で振り返っています。
 京都府京丹後市間人(たいざ)です。

①間人・たいざは難読地名の中でも上位に入るでしょう。
 これは立岩と呼ばれている巨大な岩山です。


②高さは20mほどですが、砂浜の中に柱状節理の巨岩が屹立し、あたりを睥睨しています。





④これは地下から吹き上がってきたマグマが冷え固まり、垂直方向の節理を作り出したためです。





















想い出の風景 天橋立 京都府

2019-08-03 | 京都府
 京都府宮津市にある日本三景のひとつ、天橋立です。
 白砂青松の砂嘴が細長く伸びて、宮津湾と阿蘇海を区切っています。
 今回はレンタサイクルでその砂嘴上の小道を往復して来ました。

①天橋立はやはり上からながめないと、天へ向かって立てかけられた橋という感じがつかめません。
 これは南側の展望所からのながめです。











➄日本海側に面していない阿蘇海から見た天橋立。
 3700本の松の並木があるが、この水平方向から見ると天橋立か何か分かりにくい。


⑥この道はレンタサイクルにふさわしい道です。
 砂嘴の長さは約3,2km。
 歩いて往復するとしんどいです。


⑦日本海に面した側です。


⑦ところが阿蘇海側には砂浜はありません。


⑧砂嘴の幅は狭いところは20m、広いところは170mあります。


⑨坊やは裸足になって、お母さんと気持ちのいい砂浜歩きです。


⑩廻旋橋。
 船の航行のため、橋が90度回転します。