風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

紫つつじの回廊 2019年 その1

2019-04-15 | 三重県・山・北勢
 鈴鹿市伊奈冨(いのう)神社の境内と裏山に咲く、紫つつじ(コバノミツバツツジ)です。
 ここ数年、毎年写しに行っていますが、今年も事前に下見をし、見頃を待って出かけました。
 ところが朝から快晴となり、写しに行ったものの、やはり紫つつじの回廊付近は木漏れ日がわずらわしく、コントラストが強くなり、不満の残る写真となりました。
 そこで翌朝早く、薄曇りの天気を見て再度写しに行きました。
 2日分の写真をミックスして使っています。
 3回に分けて掲載します。

①紫つつじの回廊です。
 このような紫つつじのトンネルが3~4カ所ありますが、今年はトンネル部分のつつじのぐあいはいまいちです。





③回廊以外の日当たりのいいところのつつじは、よく咲いています。





➄この花を見ているとコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉つつじ)の名前の由来が分かります。














⑩伊奈冨神社本殿。


⑪階段の両側を紫つつじが埋めます。





⑬これは翌朝、薄曇りの日の写真。
 前日のこの場所の快晴の写真はコントラストが強く、色がまばらで飛んでいて使い物になりません。











⑰異次元の世界への入り口と言ったらオーバーですが(^^)。

 
 明日はその2です。

鈴鹿山麓 花めぐり その2 椿大社

2019-04-14 | 三重県・山・北勢
 鈴鹿市山本町、椿大社です。
 満開の桜が強い風に時折ヒラヒラと舞っています。

①背後の右奥は鈴鹿山系、入道ヶ岳。





③鍋川という小さな川の神社側の数十本の桜が満開です。





➄少し神社をのぞいて来ました。
 新名神高速道が3月17日に開通し、車で5分もかからないところに鈴鹿PAスマートICが出来たため、平日なのに人が多いです。





⑦秋のような青空です。




















⑭再び、入道ヶ岳。
 桜の付近は狭い駐車場になっているため、桜を見上げる人も写す人もほとんどいません。


鈴鹿山麓 花めぐり その1 桃林寺

2019-04-13 | 三重県・山・北勢
 鈴鹿山麓の山寺と神社の桜などをめぐって来ました。
 まずは鈴鹿市小岐須町桃林寺です。

①入り口の桜は、満開から落花盛んの風情です。





③この寺の山門の鬼瓦はシャチホコです。














⑧桜のほか花桃、コブシ、紫つつじなどが境内と裏山を彩っています。




















⑮裏山の道は東海自然歩道となっています。


⑯近年ここも鹿が増え、鹿の糞が目立ち、彼らに食べられたのか花や木が以前に比べて少なくなっています。

 
 明日は椿大社の桜です。

みつまたの風景 その2 亀山のみつまた②

2019-04-01 | 三重県・山・北勢
 亀山市坂本のみつまたです。
 今回は坂本の棚田に咲くみつまたです。
 その1に比べれば、楽々のチンタラ撮影です(^^)。

①坂本の棚田は日本の棚田百選にも選ばれていますが、過疎化高齢化などにより、放置された棚田が増えてきています。


②みつまた見物の人のために、棚田まわりに植栽されたみつまたです。








➄ここのみつまたは日当たりもよく、色が濃いです。


⑥手前の白い小さな花は、みつまたの原種です。




















⑬坂本の民家の庭先に咲く、みつまたとラッパ水仙。

みつまたの風景 その1 亀山のみつまた①

2019-03-31 | 三重県・山・北勢
 「みつまたの風景」と題して、亀山と美杉のみつまたをそれぞれ2回ずつ掲載します。
 まずは亀山のみつまたの風景①からです。
 亀山市坂本のみつまたの森です。
 雨霧の中に舞う白いみつまたをねらって、3度目の正直でやっと霧が湧いてくれました。
 口幅ったい言い方ですが、満足する絵になる風景を撮ろうとすれば、それ相応の苦心と苦労は必要です。
 4月上旬、小雨降る早朝の写真です。

①戦後、紙幣の増発政策により各地に植えられたものの、その後の政策変更により需要がなくなり、放置されたみつまたの森のひとつです。


②青白い霧がみつまたの森をつつみます。
 静寂の中にいるのは私ひとりです。





④倒木が多いので、できるだけそれらを避けて写します。





⑥途中まで小川に沿った野登山の登山道を行きます。








⑨白い無数の蛍が舞っているようです。











⑬馬の背のような狭い急な尾根の上から見下ろしています。


⑭ここでみつまたの森は終わっています。


 ここは日が差している日中に行けば、木漏れ日がわずらわしく絵になりません。
 明日はその2、坂本の棚田に咲くみつまたです。