風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

越前海岸 その2

2016-08-18 | 北陸
 福井県越前海岸を南下しています。
 今回が最後です。

①福井市八ツ俣町にある白岩というところです。


②まわりはこういう黒か茶色の岩です。


③その中にあって白い岩なので目を引きます。
 平凡な風景ですが、なぜかいつもここで写真を撮ります。


④越前町にある呼鳥門(こちょうもん)です。
 ここは越前海岸最大のビューポイント。
 正面が国道トンネル、右が呼鳥門。


⑤呼鳥門は自然に出来た巨大なトンネル。
 下の道は旧の国道。
 崩壊の恐れがあるため、2002年に新しく国道トンネルが掘られました。
 金網で巻かれていますが、細かい落石があり、現在、人も通行禁止です。


⑥ここでも、ジェット機の白い航跡が西へ向かって伸びて行きます。


⑦呼鳥門のまわりは風化の進んだ凝灰岩で、いかにももろそうです。


⑧海岸に湧く温泉、玉川温泉。


⑨宿新保港。
 これからは私の好きな漁港の風景が続きます。


⑩イカ釣りなどの遊漁船。
 今の時期のねらいは昼はマダイや青もの、夜はマイカなどのイカ類とのことです。


⑪堤防上に祠。
 冬場の強い季節風を防ぐため、後ろの防波堤は高くなっています。


⑫大樟(おこのぎ)港。





⑭高佐漁港。








⑰敦賀湾に入ってきました。
 右は海、左は山、平坦な道、景色が単調になってきました。

 
 越前海岸は道も走りやすく、景色のよいところに、適宜駐車場や駐車スペースが設けられており、快適なシーサイドドライブが楽しめます。
 次は水仙が咲き、海が荒れ模様の冬場に来たいと思っています。

越前海岸 その1

2016-08-17 | 北陸
 福井市の越前海岸、鉾島(ほこじま)です。
 越前海岸の見所のひとつです。

①その名のとおり、柱状節理の岩柱が鉾を立てたように海上に並んでいます。




















⑧一家そろって水遊び。
 おじさんは海へ入らず、ずっと監視役。


⑨こちらは鉾島の北に位置する岩場で、島ではなく陸とつながっています。
 ここもすばらしい柱状節理です。











⑬南下すると一転、景色が変わります。
 弁慶の洗濯岩とよばれている岩場です。
 義経一行がここを通りかかったとき、弁慶がこの岩で洗濯をしたとの伝説によります。


⑭岩層が波の浸食により、柔らかい部分が削られ、堅い部分だけが残って出来たものです。
 ここは規模は小さいですが、三重県熊野市の鬼ヶ城の海岸を思わせます。







越前松島

2016-08-16 | 北陸
 福井県雄島から越前松島へ向かいます。
 松島と名が付いていますが、それとは似ても似つかない景色です。
 様々な柱状節理が見られたところですが、落石の危険があるとのことで、散策路は短縮されていました。

①越前松島に向かう途中の海。
 船に気がつくのが遅すぎました。
 岩礁の右側に船があるといいのだが。


②風力発電のあるところは、石川県との県境付近でしょう。


③越前松島の入り口付近です。


④様々な柱状節理や放射状節理の岩礁がありますが、少し風化が進んでいるようです。








⑦観音様が祀られている自然の洞窟、観音洞です。


⑧水はきれいなのに、海底の藻か何かで、このような色になっているようです。








⑪越前松島のある坂井市を離れ、越前海岸へやって来ました。
 福井市、亀島付近です。


⑫これは鮎川園地の海岸。





⑭飛行ルートになっているのでしょう、航跡を何度も見ました。





 これから日本海を右手に見ながら、越前海岸を南下して行きます。

東尋坊・雄島 その3

2016-08-15 | 北陸
 東尋坊の沖合、北東方向にある雄島です。
 周囲2kmですが、越前海岸では最大の島です。
 島全体がタブの木などの原生林と、安山岩の柱状節理と板状節理の岩板におおわれています。

①~⑧遊覧船で海上からながめた雄島です。






③雄島の風景を代表する柱状節理の岩壁です。


④その形状から蜂の巣とよばれています。














⑨これ以降は陸からの雄島です。
 朱塗りの224mの橋を渡れば雄島です。





⑪見事な柱状節理です。


⑫海岸ではハマゴウの花が咲いています。


⑬遊覧船のかなたは、この後向かう越前海岸です。


⑭板状節理の岩塊が海岸を埋めています。


⑮その上に雄島灯台。


⑯青い空と海、白い雲と岩礁。
 沖縄の海岸にいるようです。


⑰朱塗りの欄干の向こう、夏雲の下は、東尋坊タワーと北陸電力福井発電所の発電施設。


⑱橋のたもとの安島漁港から。