家でサバイバル！？

マルチーズとチワワのＭＩＸ犬が噛んで困るということでカウンセリングに行ってきました。

見た感じ犬の相(人相の犬版)は悪くない家に入ってしまえば吠えないしサークルの中で

丸まってフセている・・・いつ噛むんだろうと思いながらスタート

 

「子供の足をめがけて噛むんです。歩いていても、寝っ転がって足をバタつかせているときも足にウゥ～～と言いだして血が出るほど噛みます。」

「他にも興奮が強くなるとか噛むとかいう状況ありますか？」

「散歩から帰ってきて足を拭きたいときと、ブラッシングと、ハウスに入れる時です。ハウスは機嫌よくはいってくれるときは大丈夫ですが、嫌がってしまうと噛みに来ます」

「結構色々なシーンで噛みますねハウスで嫌がって噛みに来たりしたとき、どうやって対応しているのですか？」

「はい、この間は子供の足にウガウガし始めて、助けなきゃって思うけど私も噛まれるのは嫌だから座布団で噛まれないように足止めして子供に逃げて！って言って部屋から出しました。それから座布団で追い込んでハウスに入れたんです」

「家の中で逃げてって通常使わないでしょ～(笑)ジャングルとかサバイバルでもないのに噛れているから座布団の工夫を思いついたのはいいけど、ほら（座布団を飼い主さんの顔の前につきだして）どうですか？」

「怖いです。避けないとって思います」

 

こんな会話をしました。

一番安心できるはずの家で、くつろぐ代名詞のリビングで「逃げて」って無いわ～

実際に犬を出してもらって接し方を見てビックリ

手が早い

掴むように触る

瞳だけみつめる無言がある

体に障る前に手が停まることがある

長い

コレが全てダメというより、犬の性格に合わない接し方がフルセットだったのです。

おひとりさまが好きで落ち着ける環境を一番喜ぶタイプだったから、

死角から手が来る状況は耐え難い。

 

「部屋に出してあげるほうが嬉しくて、たくさん撫ぜられるのが楽しいはずなんだけど、部屋に出すとピリピリしているので、どうしたらいいですか？」

という質問の答えは

「賑やかな子供が3人もいるときに部屋に出されたら、子供は普通にしていても動きが多く予測できない、犬からしたら

「自分に向かってくるかも」と感じるから一挙一動を観察することになる。おっしゃっているように

常に緊張状態でピリピリしてしまうでしょうね。出すならお子さん居ない時間とか散歩とかでＯＫ

サ―クルにいても出して出してしない、むしろ良い顔して落ち着いているじゃないですか」になります。

 

こう答えたら私たちに触られる、一緒にいることって嫌なんですか？と更に訪ねられましたが

「いえいえ、今の触り方を変えること、リードを付けることをして、急に近づかないようにすれば

一緒にいるのは好きですよ。今のままだと好きな人はいつ何をするか解らないって

犬が認識しているから嬉しいと怖さが同居していてハラハラしている状態なのです。」

と伝えてから実践タイム

 

手を当てるだけだから手当法とでもしましょうか

手を当てます！はい動かさない温度を伝えるだけポイントは1・2・3数えて手を離す。以上

 

ええええぇぇっぇえ～～～～

クレームに近い「えー」だったっけ(笑)　撫ぜくりまわしたいですって言われた

手が早いと振動多すぎてくつろげないし、摘まむように触ると抱っこされて強制終了（身動き取れない怖さ）になると思いますし、嫌って言いたくもなります。

今までが「やりすぎ」だから引き算しましょ　何をしたら喜ぶか？とやってきたことをやめて、触れるのを減らしてみてください。

手当法を3回やって放って置いたら犬の方から遊んでって近づいてきましたよ

あっだからといって触らないでくださいよ、いつもと違うインパクトを与えたいんだもの

触ると噛むって言うのは、見ている限り飼い主さんから近づいて触るとき限定でした。

名前呼んで自分から来る分には人と居たいのです

 

触ってー

出してー

遊んでー

等のリクエストに即答えている人いませんか？

すぐに答えない「間」を取りましょう。

 

手当法、読んで来たら触るなど犬に合う方法は使うけど、それでも「ウゥー」は出るでしょう

だって7歳だしね　気は使うけど遠慮はしない

犬に合う方法に変えて興奮＋問題が出にくいようには気を使うけど、威嚇してくるとかやってはイケナイことをしたときには遠慮しないでＮＯを伝えましょう

リードでＮＯを伝える方法を伝授して、カウンセリング終わり

 

気を使って遠慮する？気を遣わず遠慮もしない？

犬に解る方法を選ぶという点では気を使う必要があります。

今回のようにジっとまったりしてたい犬に刺激が多いケースは方法変えるだけで

だいぶ落ち着くでしょうね。その上で主張(遠慮しない)を忘れずに～