吠えることが一番お困りでしたが、破壊も相当な実力の持ち主でしたよ(笑)
木材がタワシ状態 角の部分が原型なくなってトゲトゲしている
両方に共通している原因は 欲求を引き出す環境 でした。
扉の手前はリビングだから人が良く通る通るたびに遊べると思って飛びつく、走ってジャンプしている間に興奮(遊んでくれー)
高まり呼ぶ(吠える) ゴシゴシこすってからのムギューいっぱい触って動いたほうが楽しくて満足すると思っていた
飼い主さんの遊び方が、もっともっとと欲求と興奮を引き出す
上記のようなサイクル。吠えるとご近所にも迷惑かかるから近くに行って止めてしまう 悪循環になっていました。
サークルに入れていないのは、トライしたものの犬が破壊してしまうとのこと 扉も閉まらない壊し方をするから
3回も買い替えたけれど、もれなく壊すそうです か…悲しすぎる
破壊も動ける範囲が広くて興奮しているからという側面と、
遊んでくれない満たされない気持ちを代替えする為に柱等を噛んでいるように見えました。
好循環にしていくためには興奮しない遊び方、接し方をしていくことです
実際に、犬が落ち着く接し方を試したら出せ出せジャンプは無くなり!壁に寄りかかって寝ていました。
サークルだのハウスだの道具を噛まないように教えるって考えやすいですけれど、精神が落ち着けば
代替え行為も必要ない、くつろぐ良さを実感すると遊んでもらうまで待てるようになる
言い換えると、ずっと<< コイコイ来るはずスイッチ >>が入りっぱなしなのです。
遊ぶときと遊ばないときの境界線を創ることで好循環の鍵になるでしょう
飼い主さんは、「やっていたことが全部間違っていたんだ 」とおっしゃっていました。
私からしたら「知らないのだから当然のことが起きている」のです。
犬も同じ「何をしたら自分が嬉しい気持ちになるのか、人と一緒にいるときのルールと楽しみを知らない状態」
落ち込まなくていい 悲観も怒る必要もない
これからやっていくことに目を向ければ、
飼い主さんは、犬の落ち着きを引き出す接し方を覚える 何が良くて悪いのか明確にする家族会議で意見を統一して迷わないようにする。
犬は人に合わせる楽しさを覚える(散歩で引っ張らない、待てる等の基本課目) サークル内では一人でくつろぐ、落ち着く良さを知る
犬の訓練士である私は犬に人に合わせる楽しさ、ルールを教える飼い主さんに犬が覚えたことを、どうすればやるのか伝える
飼い主さんと犬が上下関係を作るお手伝いをする!になるでしょう。
どの犬にも言えることですが
現時点はスタート地点なので、ああしておけばと過去を振り返らず、今ここから、これからできることに目を向けて積み上げていきましょう
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