
「ただ横を通っただけなのに噛まれてしまった」ということがあったと、第三者を通して聴きました。
噛まれたって気が付かなくて、足が急に重たくなったから振り向いたら足に噛んだ犬がぶら下がっていた
・・・何もしていないから噛まれるはずがないって思いもあったからだろうけれど、
気づかないくらい盲点だったということ
他の飼い主さんからも色々話が舞い込んできます(笑)
そこで噛まれやすいシーンを書いてみようと思いました
出逢い頭
散歩で犬同士が出会って、お互いが目に入った瞬間と、臭いを嗅ぐか嗅がないか くらいの時が多い。
回避策 飼い主さん同士が会話してお互いの犬のクセを共有してから合わせる、吠えて声が聞こえないなら辞めたほうが無難
離れる瞬間
仲良く挨拶してたのに「さようなら」って人間同士が反対方向に移動しようとする、訪問しているお宅でトイレに立つなど、犬の前を横切る、その場から離れる(犬から遠ざかる)こと。
回避策 同時に別れない、相手の犬の動向をみながら先に一人が移動すること、ある程度距離とれたら残りの人も動いてOK
逃げ場がなく追い込まれたとき
顔が見たい人間と、怖いから近づいて欲しくない犬なんかに良くある、部屋の角に追い込まれて窮鼠猫を噛む状態。
回避策 追い込まない(笑)狭い場所じゃなく広くて犬が逃げられる場所を確保しておくこと
守られて強気なとき
「エレベーターで抱っこしていると後から来た人に噛みそうに吠えてしまう」と、相談受けることがます。当然です。
抱っこして守られていると気持ちが大きくなって一人なら勝てないけど今なら勝てるかもって威嚇します。
回避策 近づかないのが一番良い、エレベーターなど、仕方がないときは背を向けて、できるだけ距離を取る目をみられるのが特に嫌がる、声も出さないほうが刺激しなくて良い
嫌なことをされたとき
食べたら危険と思って親切であっても何か口にくわえている犬に手を出す!取られると思います。食事中もとられないかピリピリしがち、普段どんなに仲良くても近づかないのがベスト、「撫ぜてっ」と来ても、犬が飽きるほど触ると嫌だから噛むことも・・・。
回避策 嫌なことをしない(笑)飼い主さんは別よ!関係性が構築されていない場合は、「急いで何か食べてる」と飼い主さんに伝えてとってもらうとか、撫ぜてってくるようなら首輪とリードを付けてもらい、もしガゥっときても犬を触らず引き離せる準備はしたい、撫ぜてはアピールがすごい場合は頼んでサークルor別の部屋に連れて行ってもらうのが良いでしょう。
と
は犬同士で
は人vs犬になっています。
具体例を挙げるために5つ紹介しましたが、ポイントは
噛むことが頭をよぎっているとき勝か負けるか
犬はその2択しか頭にないということ!
こっち(人間)が勝とうとしている、または勝っているのに引きずり降ろそうとしているって犬が感じると
負けるわけには行かないので、うなる、歯をむき出し予告する、本当に噛むのどれかを選択するでしょう。
負けるわけに行かないにもレベルがあって生死がかかっている緊急と危険度がMAXなものから
所有欲・執着心が強く自分のものにしていたいって、独り占めの欲も種類としてあります。
理由はなんであれ、威嚇は、これ以上条件満たしたら噛むからねって予告。そして犬は勝つために噛みに来ます。
けれど本当の本当は怖いの、怖いから強く見せる、見せてるのがバレないように本当に噛むことも多い。
物理的に小さい犬が噛む率が高いのは弱いから言い切ります。
ここで 残念なエピソードを紹介しましょう。
Aちゃん(犬)が散歩していたら進行方向に自転車のカゴにいるチワワがいたそうです。
自転車のカゴにいるから当然ノーリード、Aちゃんをみつけたチワワの飼い主さんが
「あそんでもらってきなー」とカゴから出した
歯むき出しで来てるのに「フレンドリーなのうちの子は大丈夫だから」って言い張ってて、あっという間に、
Aちゃんの毛が何本か風に舞ったそうですよ。幸い毛が何本かむしられた程度だったそうですが・・・。
うちのは大丈夫って言葉は鵜呑みにしないように、自分の身は自分で守りましょう
どんな時に噛もうとするのかと身の守り方、良かったら参考にしてみてください
事故が減りますように
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます