わんこーちんぐ

★わんこは無限大★

「カッ」とならない人へ

2012年09月12日 | わんこーちんぐ

「カッ」となる人はスルーしてもらって良いと思います。または「カッ」と来ない人に好奇心があったら目を通して見て下さいな

 

訓練士を、長くやってきて思うことここ、叱るところ!なのにビシっと言わない、なんで???

 

日本人だからって言ってしまえば、それまでですよ!!曖昧、相手への謙虚、遠慮、配慮が美徳。

無理してそうしてるってよりも、普段から穏やかな人が多いとっても素晴らしいこと

人対人の関係ならばと、条件つきの話ですが

 

人対犬のときはハッキリ伝える、「カッ」となる事が必要になってきます。

犬が他の事を気にしたんだな~

言ったけど聴こえなかったんだな~

まだ解ってない?私の指示の出し方が悪いんだな~

 

犬の立場に成りすぎなんです!!もう、しつけが終わり(依頼期間が終わり、関係、やることへの理解は十分出来ている段階)まで

きている犬に何を言っているんですか

 

先日、飼い主さんから面白い話を教えてもらいました。

 

どうも怒る、って普段からほとんどないし、怒りのスイッチが押せません!

ビシっと言うタイミングは解るのですが、どうビシっと伝えたらいいか解らないのです。

(実演してみてもらいました)こうです!!タイミングは解るとおっしゃっていましたが、少しくらい

タイミング、方法が合っていなくても問題ない、「解っているのに、なんでやらないの」って気持ちを込めて接することが

できれば伝わります。まず伝える、スイッチ押しましょう

 

****************************

 

みなさんが、信じるかどうかは、さておき、私も非常に穏やかな人間ですよ

だからお気持ちは良く良く解るつもりです。そんな私がこの仕事をしていてカッとスイッチを押す工夫を書いてみます

 

1つは上記に書いた解っているのに、なんでやらないのです。存在を否定する、心を折るほど叱らなくて良い!

今回やらなかったことに対して、やりなさいと主張する!!多少やりすぎても修復はききますから頭で先を考えないのもコツになります

 

もう1つは今、注意しないと勘違いされたままになる!

一度でも自分にとって楽だったり、言われてやらない経験を積むと「次もやらなくていいんだ」という事を覚えます。

一貫性 をもって下さい。叱る褒める以前の話になりますが、

ここが甘いからビシっと言うことが難しく感じるのではないでしょうか?

ここで自分の意思を伝えておかないと、後から訂正するほうが5倍10倍大変になります

自分の接し方で日々「やらなくて良い」を教えておいて、やっぱりダメよのパターンが犬は、一番理解できません


一貫性の持ち方として、やりやすい方を選んでもらうと良いと思います。

 これとこれは譲らない 許さない項目を決めておく!! その状況がきたら、こう注意しようと頭に描いておく

 いつも、こういう風にあって欲しい、理想のイメージを常に持ち、そのイメージと違う場合に一喝すると決めるルールを作る

人それぞれ、なので2パターン書きました


お勧めは後者です。イメージ通りなら褒めがスムーズに出るから

やったらイカンのうほうが、やりやすいと感じることもあると思います。こちらはビシっと伝えた後に褒めるのを忘れないように、より意識して下さい。


余談ですが、私は人対人に言いにくいことを言う時のルールを6~7個、決めています。

逆を言えば、ここに当てはまらない、または2つと感じたことは、思っても言わないですね。

3つ以上なら言う!かなりビシっと伝える。

こうやって迷わない、ブレない為の自分ルールを勝手に定めている。こうしてラインを決めておくことは、犬にも人にも応用できることに思います。


子供よりも犬が多い理由として、叱る、注意するを練習する機会が全体に必要だからかもしれないと感じることもあります。

人に注意するより犬にするほうが、ハードル低いでしょ・・・まぁまぁそうでもないかもだけど反論を口でしてこないからね

あなたを困らせる犬は、主張をする練習をさせてくれているのかも???しれませんよ(笑)

有難うと思って、気持ちを込める+一貫性を意識しながら、しっかり注意して下さいね

これも愛情の一部です。




 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (お銀)
2012-09-12 18:14:12
>>自分の接し方で日々「やらなくて良い」を教えておいて、やっぱりダメよのパターンが犬は、一番理解できません

ここですよここー。
大切ー!!全部大切だけど!笑

私はトレーニングとは違うので、自分なりにいくつか決めています。
まず絶対NGは「噛む、うなる」などの攻撃での場面。
これだけは絶対に許しません。
ルルで分かる通り、いくら訓練した犬でもグルーミングは嫌いです。
普通に考えて、グルはあえて犬を怒らせる仕事になるので、そこでいかに我慢できるか、我慢したい人と思われるかが大切。

次に、トイレも終わったのに散歩でグイグイ引っ張る犬。これも矯正させていただきます。
単純にムカつきます笑。

くらいかな。これだと人んちの犬にだけ決めてるみたいですね笑。
お銀に…お銀は何も問題が無いので叱る場面があまり無いですね。もう婆さんてのもあり、もっさりしてる。。。
それに、なるたけそんな場面作らないようにしますし。
返信する
Unknown (ルルちゃんママ)
2012-09-12 20:11:57
お銀君ルルに試されてるな~って思いました。
それだけ近い存在になったということですよね。
返信する
Unknown (ふるよ)
2012-09-13 09:33:56
お銀君

あはは何かすごく心を掴ませてもらうポイントがあったのね(笑)
いいよって態度したり、ダメだよってしたり、って、よくある事に感じてるんだ~。

特に困ってたのが良くなってきたときに、元のやり方に戻る人が多いのだ!!

グルーミングもラインあるんだね。いや~私も勉強になるわ。お銀ちゃんと楽しんでね。

返信する
Unknown (ふるよ)
2012-09-13 09:35:12
ルルちゃんママさん

ルルに聴いてみたいですね
それよりも、ママをどう思ってる?のほうが聴いてみたい?
あはははは
返信する

コメントを投稿