仕事でホームセンターに犬連れて行ったら
「このくらいの大きさの子が欲しいのだけれど飼えなくて・・・
犬が飼えるなんて羨ましいです」と言われました。
私の犬じゃない!!と言うとペット誘拐を疑われるので、私が飼っている設定で少しお話してみました(笑)。
飼えないけれど飼いたい方もたくさんいますよね
犬がいない日ってないから、普段の日常が有難いことなのだと感じましたね。
同時に、なんでこの状況で犬を飼ったのか?と思うこともあるので
「現状このような状況なら犬を迎えるのは先送りにしたほうが良いですよ~」という
ポイントを書いてみようと思います。
一人暮らし犬だけのお留守番が8時間以上ある
飼い主さんの年齢が55歳以上である
飼い主さんのお子さんが新生児、または3歳以下である
外で飼われていた犬を室内で飼いに変更しないと飼えない
車の免許がない、獣医さんが徒歩圏内にない
一人で暮らしている人は犬飼ったらイケナイのかと怒られそう
リモートでお仕事が済む、お昼は自宅に帰ってこられて世話ができるなら良いと思いますよ。
でも多くは一度外出したら仕事先で何があるかわかりません。特に子犬ならトイレを覚えるまでは最低でも自宅勤務でいられる状況じゃないと飼わないほうが良いでしょう。
見守りカメラで異常を発見できても直ぐに家に帰れない、獣医さんに連れていけない
あのとき獣医さんにいけていれば・・・ってことになったら悔やみきれません。
健康上の観点からも、トレーニングの面からもお勧めできませんね。
ど~~~しても~~~飼いたい
というなら、留守番の中間に誰か世話してもらえる人を頼むことです。
飼い主さんの年齢は特に大型犬を飼う場合ですね。介護されたい?年齢のときに犬の介護をする形になります。犬だけ元気で人が体力続かなければ飼えませんもの!
それと余談ですが70歳代、80歳代の方が犬が欲しい!けれど自分の名義だと高齢すぎて譲ってもらえないから子供の名義だけ借りて親が飼うということがあるようです親が飼っていたのを引き取るケースが増えていますが、前提として飼った人が最後まで面倒みられる状況で生活を始めてもらいたいものです。
子供が小さいころから犬と生活することで教育に良いと考える方もいるようです。
とはいえ子育て、家事、犬との生活は大変
奥様から悲痛な電話をもらうことが多いのなんの・・・。
このケースで犬を迎えたい場合は
100%トレーニング済のわんこにしてください。
生後2か月とか3か月の子犬から共同生活をスタートするのではなく、犬だけでも
トイレを理解している、サークルでおとなしくお留守番できるトレーニングを行ってからにして欲しい。
外飼いを室内に、逆もですが犬の負担が相当大きいので「なるべく環境を変えなくてすむ方に引き継げるとよいでしょう。
人と犬がお互いに不幸にならない選択を選んでもらいたいものです。
運転免許と獣医さんは、普段なら散歩でいけても「犬がぐったりしている」状況だったらどうしますか?
徒歩で獣医さんに行ける方も、愛犬が元気なうちに考えておいてもらいたいテーマです。
往診してくださる方を探せたらベストですが・・・かなり少ないのでご自身で獣医さんに行けるか、ホテルの場所まで届けられるかどうか!も犬を迎える前に決めておきましょう。
書いて思ったのが、飼う人の年齢・環境・物理的環境(獣医さんに行ける・犬と住める場所である)が揃うことが難しい世の中であるということです。
そのうえで犬が一人になる時間をどれだけ少なくできるか?
・・・犬が飼えるって羨ましい!って言われた時に「そうなのかな?」と
思ったけれど(私は仕事ですからね)飼える状況で生活することって
たくさんの条件があり、クリアするのは難しいことなのだと
改めて気づきました。
犬を飼う、好きなことをやる、何かをやめる!
どれも大変ですね。
仕事とはいえ犬と関われること、家族が健康だからできること、ご新規さんから
リピートしてくださるお客様あって成り立っていることに深く感謝したいです。
たまには現状を振り返るのも発見があり楽しいですね
いつも会話からブログのきっかけをもらっています。
みなさんも日常の振り返り、よかったらやってみてください
ではでは
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