ゴスペル歌集「風のひびき」第4集の中に
「戻り橋」という歌があります。
何気なく歌っていたのですが、
急に涙が出て歌えなくなりました。
京都一条の「戻り橋」は凄惨な歴史が
あります。
豊臣秀吉に切腹を命じられた茶人千利休の
首がここにさらされたり、などなどです。
また、キリシタン24聖人が、ここで
背教すれば命が助かると言われたのですが、
一人として信仰を捨てなかったために、
左の耳たぶを切られて、長崎の西坂で
十字架に架けられ殺されるために出発した
場所でもあります。
このことを思いつつ歌ったのが、
ゴスペル「戻り橋」でした。