百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

日本シルバーボランティアズと日本シニアボランティアズ

2006-06-15 19:56:57 | Weblog

6月15日  (木)  ①
          平成17年1月1日より531日目
               歩いた歩数     其の距離  
          本日     14,138歩      9,897m
          総計   7,474,104 歩   5,231,873 m
          桂林から長沙に向かう 長沙まで363,732m

  JSV(日本シルバーボランティアズから「緊急連絡」という便りが来た。一読穏やかでない印象を受けた。

 JSVの理事として勤務していた者が「日本シニアボランティズ協会を作って、JSVで活躍している会員に対して、JSVは中国派遣事業を中断又は停止したとして「登録替え」を働きかけているが、これは全く事実に反することである,と。

  JSVの現状は、中国側から前年を上回る派遣要請があるにも関わらず、JSVを通じては中国関係の仕事が出来ないとの無責任な言動をしていると、非難している。

 わたしはこの件については、Sさんから聞いていたので、さして驚く事ではなかったが、嘗て理事であったYさんがJSVの将来を展望して、日本政府は日本の農業を維持してゆくには中国の農産物の輸入を減殺する必要性から、中国農業の技術の向上を支援するJSVの活動にブレーキが掛けられて来た実情に照らして、政府の意向に左右されない組織を作る必要性を痛感して、行動を起こした真意を理解していたので、この緊急連絡の恣意的解釈には驚いた。

 中国政府の「愛国精神昂揚」政策が反日行動を呼び、これに反応するようにわが国にも「嫌中意識」が漂っている逆風の中で、Yさんの行動が意図しているようにははかどらないであろう事を思うとき、南北朝時代の対立の中での楠一族の運命を思い出さざるを得ない。その一途な忠誠心も時の流れに押し流されて行くのではないか。

 在京のJSVの会員の良識あるみなさんの言動で、分裂しているこの現状を元の鞘に戻す働きかけをして欲しいと切にお願いしたい。

 この事態には、中国の受け入れ機関(外国専家局や科学技術委員会)も困惑している事だろう。両者の仲介を外務省と国際協力機構(JICA)に呼びかけて一本化に勉めて欲しいと願うばかりである。