垂直偏波のマイクロバートにディスクを付けたら、ラドの効果で水平偏波の電磁波も送受信できるんじゃ~なかろ~か、という妄想を体現するべく、ベランダから3m上に上げた。 地上高は合計6mH、アンテナ長1mがあるからテッペンは7mHということになる。
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このMVをNanoVNAで測定した画像が下記の写真;
接続状態: nanoVNA(ch0)→1m同軸(3D-2V)→CMC→6M同軸(3D-2V)→4段純伝送線路トランス→Disk付きMVアンテナ
較正:VNA本体基準
周波数設定: Center=7 MHz、Span=2 Mhz
トレース設定:
水色:Resistance(R) 縦軸目盛 50Ω
ピンク:リアクタンス(X) 縦軸目盛 50Ω
緑:スミスチャート(ほぼ中央の1点)
黄色:VSWR 縦軸目盛 0.1
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このアンテナの共振周波数は7.5Mhz当たりにありSWR=1.1以下の帯域幅は、7MHzの右側に約1Mhzある。 このアンテナを繋いだ無線機FT-891MTのSWR計の表示は、CW使用周波数 7.003~7.040 で 2.0以下、LSB周波数 7.050~7.200 で 1.5 程度が表示されるので、ベストに調整された状態だと思われるし、ほぼ上記のVSWRグラフ(黄色の線)と同期している。
これから聞こえ具合、飛び具合、をHamlogに記録して統計的な分析を試みたいと思っている。