Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

モグラとの戦い

2012年10月28日 | 芝生の庭

倅の別荘に芝生を植えることになり現在雑草と格闘中なのです。

いろんな雑草が生えており、中でも やぶがらし(貧乏かずら)、セイバンモロコシ、チガヤ、はますげ、ひめくぐ、スギナ、どくだみ、かたばみ などの多年草、根で増える雑草に手を焼いている。  これらの雑草は、少しでも根が地中に残るとまたひょっこりと芽を出してくる。 刈っても刈っても根絶は出来ないのだ。

じゃによって、土を掘り起こし、それこそ根絶やしにしようと土を掘り始めたのはいいんだが、土というもの、深さ30cmも掘るとなるとその量たるや、平面で1坪分が約1立米の量となる。  やってもやってもなかなか広がらない。  1日やっても1~1.5坪程度しか進まないのだ。

おまけにこちとら年取ってるものだから、30分やっては休憩、一服、しばし呆然してまた再開。  なかなか進まないのだ。  

さらに1年草の めひしば、おひしば、ねこじゃらし、ぺんぺんぐさ、などは、種が風や人の体などに付着して飛び広がる。  その量たるや、また、おびただしいこと。  だが、これらは、生えたとしても翌年実を付ける前に刈り取ってしまえば、翌年は種は増えない。  数年続ければ根絶できるだろう。  よそから風で飛んでくる種は避けようがないが・・・

約5日間続けているが、根絶やしはまだ半分にも満たない。  

別荘オーナーの倅の意見を聞くと、ゴルフ場のグリーンを期待しているのではない。 ラフかフェアウェイ位なら立派なもんだ、との意見。  雑草込で刈り込んでもきれいなグリーンガーデンになる。  定期的に刈り込めばの話だが・・・・

今のやり方にちと問題がありそうなので、次回からは畑作りの要領でやることにした。   

・スコップで荒起こし、
・鋤で耕し、
・レーキ、熊手で雑草を漉しとる
・表層約20cmの土を除去し、踏み固める
・この際地盤の傾斜をつける
・表層約20cmの土を回転式土ふるい器(購入済み)にて石と細粒に分離、雑草の根も分離
・石と雑草は水はけ穴にぶち込む(ここは雑草が生えても良い場所とする)
・細粒は表土兼目土として使う

ここでやっと芝の種まき
表土に熊手で筋をつけ、種を蒔く、熊手で直角に筋を付け、土を種にかぶせる。
そして目土をか~るくかける。 あるいは枯草を上にかける。

そして水遣り。

これでスギナが出てきたら芝だと思って一緒に刈り込みましょっ。

とまあ、こんなことをしていると、むむっ!  こんなものが・・・

なんじゃこりゃ~

そういえば昨日もあったので踏みつけておいた。  きょうは近くの別の場所に4つもできているじゃ~あ~りませんかっか。

そう、モグラ塚です。  もぐらがこの下で活動しているのです。

最初は気づかなかったが、ここの庭の土はふかふかと柔らかい部分が多い。 柔かい部分はモグラ塚があったところなのだ。  よくある別荘の草ぼうぼう。  刈り取るのは良いが、刈り取った草をそのまま放置しておくと、それらが堆肥となりミミズが湧き、モグラがエサを求めて集まってくるのだ。  モグラが住み着いていると、この繰り返しで、結果、庭はいくら手入れしても凸凹状態が続く。  芝なんか植えてもうまく刈り込みが出来るわけがない。  モグラは撃退せねばならん。

刈り取った草は集めて焼却するか、場所を決めて堆肥にでもするのが正解だろう。 そこの堆肥にもモグラは現れるだろうが・・・

もぐらの退治法について調べてみると、まあ、あるわあるわ。

・針のついた器具で刺し殺す方法
・モグラの嫌いな臭いで撃退する方法
・音を出して撃退する方法
・捕獲する方法

それぞれに用具や薬品などが、まあ良い値段で売られている。  

モグラの生態について調べていくと、このような器具は、どれも、あまり効果がないか、部分的な効果しかないようなのだ。  

そ・れ・は・・・

モグラの巣の構造について知ったからだ。  これだ!

もぐらの巣ってのは、雨水の影響を受けにくい小山や木、構造物の下などで地中1~数メートルの深さにある。 ここが根城で本丸なのだ。  そこからいくつもトンネルを掘り、休憩室、食糧貯蔵所、水飲み場、エサ場などに通じているらしい。  上の写真のモグラ塚ってのはエサ場の近辺や、エサ場への通路にできるようなのだ。  トンネルはミミズが誤って入り込むトラップとしてエサ場兼用なのだ。   

このモグラ塚を踏み潰してみて、翌日新しい塚が出来ている場合は、彼が修復した、ということになる。  つまり、良く使う通路に当るわけだ。

だからモグラ塚のあたりだけで匂いや音で撃退したと思っていても、本人は本丸でスヤスヤ寝ているかもしれないのだ。  そこはエサ場の一つでしかないわけだ。

モグラの巣はこんな構造をしている

通例、モグラは一匹オオカミ、いや、一匹モグラとして生活をしているそうだ。  二匹になるのは4~6月の繁殖期のみ。  子供が生まれても数か月すると巣から追い出されるそうだ。  同じ巣穴に別のモグラがくると喧嘩となり一方が追い出される。  追い出されたモグラは自分の巣穴を作るか、餓死するしかない。

1日に自分の体重と同じくらいのエサ(ミミズや甲虫の幼虫など)を食べるのでほとんど食い続けるらしい。 だから、人間のサラリーマンと同じように、8時間サイクルで仕事をし続ける。  朝、夕方、夜、と決められた日課があるのだそうだ。 

雑草退治をやろうとしていた矢先、新規の敵が現れたわけだ。  さあ、どうしよう・・・

ひとつだけ有効と思われるモグラ撃退法をネットで見つけた。  そ・れ・は・・・

モグラ塚を掘ってみて穴(トンネル)を見つけ、そこからホースで約30分間排気ガスを注入する方法だ。  これだと、いかに深い穴であっても、一酸化炭素、二酸化炭素、有毒ガス、などが穴という穴に充満し、息ができなくなる。  あるいは穴に排気ガスの臭いが付くので、嫌って出て行ってくれる。  煙が出るバイクの排ガスなら塚から煙が漏れ出るので、トンネルの配置が分かるって寸法だ。

ということで、庭を掘り掘りしながら、車の廃棄菅にホースをつなぎ、穴を見つけては排気ガスを注入する作業を続けることになりそうだ。  自動車の排ガスよりもバイクの排ガスの方が効果がある、という意見もあった。

やってみるけど車の廃棄菅って詰まったらどうなるんかな?  爆発したりせんよね?

 

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